\... ノルウェイ北欧暮らしメモ .../

北欧暮らし。色んな人の色んな目線で。

住宅問題、入居者探し

 ハーイ!😇

 

後に続くノルウェーワーホリ挑戦者のために記します。

私と同じ轍は踏むなよ・・・!!

 

って事で、まあ何が起きたかと言うと、

引越した時に、内容確認しないで契約書にサインしたら、

9ヶ月間は引っ越せませんよと言う内容で、出ていけないってなった。

 

これだけ聞くと、契約書の内容を確認しないのが悪いって思うよね。

わかるわかる。わかるよ。

でもさ人には事情ってものがあるのだよ。

 

私は去年の夏からノルウェー人のLさんとルームシェアを始め。

その時から私は、この家には半年しか住まないって決めてたので

2018年の冬には出て行くという旨を伝えた上でね。

 

3ヶ月経った頃、Lと大家さんのトラブルで退去する事になり

冬前にLが見つけて来た新しい物件に二人してお引越し。

 

その物件は、不動産屋さんを介して手続きが進み、

不動産屋とLの間で着々と入居手続きが進んでいたわけ。

 

それが、いざ契約書にサイン!ってなる日の前日、

「こあきも明日サインいるから、来てね」ってメールが・・・。

いやいや、私のサインいらないって言うてたやん!

 

当日不動産屋に行って差し出されたのはノルウェー語の契約書。

細かい字で7ページもあって全然わからん。

そもそももう全ての準備が整ってて、サインするだけって状況で

内容改めたいのでまた明日でもいいですか、とか言えない。

 

私は2月あたりに出て行くって、Lには元々伝えていたし大丈夫。

彼女が本契約者で私はおまけだろうと思ってサイン。

Lを信頼してたんじゃな。なんと浅はかな・・・。

 

蓋を開けてみると、二人とも対等な契約者として契約が結ばれており。

入居から9ヶ月は引越し不可。

契約の内容の変更も不可。

 

冬前の引越しあたりからLの態度が悪くなり、我儘がエスレート。

丁度このタイミングで友人が入居者を募集していたから

これ以上我儘に付き合ってられないし、

そろそろ春以降の計画を立て始めたかったので

新年明けてから、ルームメイトに今月いっぱいで出てくと連絡。

 

Lは大激怒。小学生並みの罵りメールが届く。

こうして不毛なキャッツファイトは始まったのです。

 

彼女は私が半年で出てくって伝えたのをすっかり忘れており

私が何度も伝えたじゃんと伝え、メールも残ってるって伝えても

NEVER!EVER!と断固否定。 

 

Lとの話じゃ埒があかないので、不動産屋に事情説明のメールを送信。

ありのままの話を伝えた所、私の代わりに入居する人を見つけられたら出てって良いとのお返事が。

 

だけど、Lがその入居者にOKを出さない限り、

自分はいかなる手続きも開始しないと条件付きで。

 

無理だと思ったね。

私を嫌うLがOKなんて出すはずないって。

 

それでも探さないことには何も始まらない。

Lも根は悪いやつじゃないだろうし。

(当時はそう思っていた)

 

入居者探し自体は簡単だろうと思ってたの。

だけども・・・

いざHybelとFBページを使って募集をかけたものの

ちっっっとも問い合わせが来ん。

 

ちなみにFinn.noは掲載費がかかるからパス。

499クローネほど。約7千円。

掲載期間は1ヶ月。

アホか!割高にもほどがあるわ!

 

何人かFBページで連絡は来たものの、「中心地から電車で15分は遠いからやめとく」って言われ意気消沈。

その後、中国人の学生から連絡が来て、その子の条件をLと揉めてる2日の間に、彼女は部屋を見つけてました。

 

・・・なんで部屋見つけるの、そんなに早いん?

自分が部屋探しめっちゃ苦労したから、需要過多だと思ってたのに!!

なんとこの時期はどうやら供給>需要なようです!

 

女性はだいたい彼氏と一緒にやってくるから、問い合わせは9割が男性。

しかもみんな態度が横柄。

自分が部屋探ししてる時は、自己紹介から始めたけど、

問い合わせしてくる人はハローも挨拶もなく、質問をぶつけてくる。

自己紹介してくださいって伝えても、質問を繰り返す。

国民性の違い?

 

しばらく連絡のない日が続き、やばいと思ったので、待つだけじゃなくアタック開始。

 

FBページには、「部屋探してます!」と投稿している人もいたので、何人かに自分から物件を売り込みました。

 

そうしたら一人興味を持ってくれて、見てもらえば気に入ってくれるだろうと思ってたから、とにかく部屋の良いところを前面に出して内見の約束ゲット!

 

実際会ってみたら、ものすごく良い人!

Lとも話が合いそうで、何より部屋をめちゃくちゃ気に入ってくれた!

わかるわかる。おしゃれな部屋だよね。

 

良い人が見つかった事が嬉しくって、すぐさまLに連絡。

LのOKが出ないといけないから、会ってほしいって伝えたところ・・・

色々あってLとの喧嘩勃発。

 

この日までどんなに悪口言われようと、罵られようと

下手に出て協力をお願いしたよ。

そりゃもうひどい言われようだったさ。

それでも受け流して耐えたさ。

 

・・・・だけど、それもこの日まで!!!

私はブチギレした😇

一通り文句を送った後で、再びオスロで号泣したww

 

その後、激闘を経て、入居者とLが面会。

LのOKをもらい、手続きは次なるステップへ。

 

入居者が見つかったと不動産屋に連絡すると、

「わかった。じゃあ手続きは自分とLで進める」との返事が。

契約書によると、私とLは対等に契約に縛られているけど

部屋のあれこれに関するインチャージはLなのです。

 

ここまでこぎつけたのに、最後はLの手に委ねなきゃならないとは。

 

ある日Lが「書類を机の上に置いた。入居者のサインをもらってから不動産屋に渡して」とメッセージを送ってきた。

 

とうとう書類がきたー!!!

と喜び帰ってみると・・・

確かに契約書はあった。

ノルウェー語で内容はこう。

 

「契約書上のLの責任は、入居者が引き継ぎます」

 

私の名前は一切なく。

Lはその紙に堂々とサインしている。

 

・・・・ってアホかーーーーーーー!!!!

ちゃんと読んだのか!?

私の名前が契約書上のどこにもないんですけど!!?

 

これにはさすがに驚いて、ノルウェー語の読める友人に画像を転送。

やっぱり内容はLが出て行くことになってる。

すぐさま不動産屋に「私の名前がない。これで私が契約書から解放されるのか?」って聞いたら、謝罪とともに新しい紙が添付されてきた。

どうやら名前を間違えたらしい。

 

・・・・危なかった。

ちゃんと読んでよかった。

かなり慎重になってたので、そのままその書類を持って無料の法律相談事務所へ。

 

www.oslo.kommune.no

 

これはrieちゃんのおかげで知った!ありがとう!

ここに行くのは2回目。

1回目は一人で行ったんだけど、2回目は不安だったのでノルウェー語・英語とも話せる日本人の友人についてきてもらったよ。

そうしたらノルウェー人の旦那さんまで一緒に来てくれた・・・!

 

事情を話して、この書類で不備がないかを確認してもらったよ。

正直、友人たちがいて本当に心強かった。

 

私は人に何かをお願いするのが苦手で、今回も一人で行こうかと思ったんだけど

付いてきてもらって本当に良かった!

客観的に話を聞いてもらえるし、弁護士さんに質問をしてくれたり、

何より自分が理解したことに100%の自信が持てた!

 

本当は一刻も早く解約したくて、事務所に持ってかないつもりだったんだ。

でも実際持ってったら、Lがサインする場所があることを指摘されて知ったし、やっぱりこっちのシステムに不慣れで且つ契約関係はプロに見てもらう必要があることを実感。

 

そして遂に今日、不動産屋のサイン入りの書類のコピーが届いたのです。

こうして私は無事に契約書から解放され、約3ヶ月過ごした家を後にしました。

 

今回こうなった原因は、言わずもがな、契約内容を把握せずサインしたこと

でもrieちゃんの記事にもあったけど、正直、サインをしてしまう。

何十件も内見のお願いをして、結果内見できたのはここともう一箇所だけ。

もう一箇所にはその日のうちにお断りされ、ここが最後の頼みの綱だった。

 

1ヶ月かかって、やっと見つけた家。

Lは良い人に見えたし、家も広いしお洒落で文句はなかった。

だけど正直不安はあった。

何せLは内見を3回もドタキャンしてきたから。

それでも夢見がち子な私は、他に返事もないし、Lは良い人だろうと思い込むことにして、結果こうなった訳ですわ。

 

それから私は文句を言われると、つい応戦してしまう。

自分には自分の言い分があるし、やられっぱなしは腹立つからね!

だけど・・・いくら自分に筋が通ってようと、通ってなかろうと、相手はもう私が悪と決めつけてるから、意味がない。

とにかく不毛な文句の応酬がだらだらと続くだけ。

 

起こってしまった事はどうしようもない。

腹も立つし納得もいかないけど、こうなった以上やる事は一つ。

 

早期解決の為に行動する事。

 

文句の相手をしていたら話は一向に進まないからね。

グッとこらえて必要事項だけを、淡々と返していこう。

最初は分かってもらう為に自分の考えを全て伝えてたけど、言う事にいちいち反論してくる。何も伝わらない相手っているんだなと。本当に。びっくりするぐらい。

 

これからワーホリに来る人たちに伝えたいのは・・・そう。

 

焦らない事!!!!

 

時間がかかっても部屋は絶対に見つかるから!!!

ここでいいやって気持ちで契約しない事!!!

 

どんなに良い人に見えても、すぐ手のひら返す人もいることを忘れない!

家賃て言う大きなお金が絡むと、特に。ケチな人多いから。

 

何か問題が起きたら、応戦せずに、無料法律相談事務所に駆け込むこと!

 

やり取りは全てメール!

口頭で言ったことも、必ずメールで再度確認すること!証拠を残すべし!

言った言わない問題になると、絶対にあっちは譲りません。

証拠もあるのにアホかと思うぐらい譲りません。

 

そんでもって、どんなことでも意外と何とかなる。

絶望しすぎないこと。

 

1回泣いたとはいえ、意外とどっしり構えてる自分がいた。

2月には笑って過ごしてる自分が想像できた。

オスロに来てから大変な事はたくさんあったけど、どれも何とかなったし、

後から考えたら「これでよかった」って思う事ばっかり。

 

神様は乗り越えられる試練しか与えないって言うのも納得。

 

だからどんなにうまくいかないと思っても、

そのうちどうにかなるから落ち込みすぎずに。

 

どうしても辛い時は、家族でも友人でも愚痴を吐いて甘えるべし!

自分が悪いとか思わなくていいから!

ぶっちゃけ私悪くないし!って強気なぐらいが丁度良い。

 

間違ったこともするさ!

間違いがなければ、学ぶ機会がないんだから。

 

そして何より今回の一件では、私は本当に多くの友人に助けてもらった。

彼らの助け・支えなしには、ここまで辿り着けなかったと思う。

だからどんなに大変な時でも、友人は大切にね!

 

まっ、こうしてLに家を出て行くからと伝えてから退去まで約20日。

内見に来たのは、私の後任として決まった人、ただ一人。

連絡が来たのは10人にも満たず、半数がカップル。

Hybel経由の連絡は全体の1割、

ほぼFBページからの問い合わせ。

1週間もすると自分の投稿は下に埋もれるので、ちょこちょこアップデートすること。

特にHybelは毎日アップデートしないと、すぐに後ろのページになっちゃう

(お金を払えば最初の方のページに載せてもらえる)

 

あとは各国のコミュニティもいいかも!

ポーランド人向けのポーランド語によるオスロでの部屋探しFBページや、スペイン語圏の人向けの部屋探しFBページもある。

友人に頼んで載せてもらうと、さらに入居者が見つけやすくなるかも!

 

私の場合は特殊で不動産屋が絡んでたから

まだラッキーだったのかもしれない。

割と中立の立場で手続きしてもらえるから。

 

これでLが大家的立場だったら、完全に私は終わっていた。

彼女は最初の方しつこく「9ヶ月は住んでなくても支払うべき」と主張して来てたから・・・。

 

あと、今回油断してた原因の一つとして

カナダでワーホリ経験があるっていうのも言えるかも。

カナダでは部屋探しは本当に簡単で、最短1ヶ月から借りれるし

出てく時も1ヶ月ノーティスで簡単に出ていける。

早く出て行くことになったら、日割りでお金も返してくれたし。

 

海外はどこも一緒だろうて思ってる部分があったんだよね。

全然違った。カナダは緩かった。

 

ちなみにカナダでも騒音問題はあった。

ルームメイトじゃなくてお隣さんね。

うるさかったら警察を呼んでってオーナーに言われて

3回ぐらい電話したけど、警察は来てくれなかった笑

 

そしたらオーナーがお隣さんに手紙を書いてくれて

後日お隣さんが謝罪してくれたよ。

 

・・・ま!カナダはカナダ。

ノルウェーノルウェー

環境も政治も全然違うからね!

 

こうして終わった訳だし!

 

何が起きても大丈夫!

頑張る人の未来は明るいぞ!