ロフォーテン本島 1日目
ハイサン(*゚▽゚)ノ
私は今こんな場所にいます。
世界一美しいと言われる村、レイネ。
Reineと書いて、レイネと読む。
私はずっとライネって言ってた。
だってeiをアイって読むんだもんノルウェー。
いやまあそんな事はどうでもよい。
私はこんな美しい村にいながら、あるものに心を奪われている。
そう、、、
布団だ!!!
私はとても眠い!!
この覇気のない顔…
もっと美人に生まれたかった…
そうしたらもっと雑誌みたいにかっこいい一枚が撮れたはずだ…
Reineへの行き方は、bodø経由の場合は、
Bodø▶︎Moskenesまでフェリー。
Moskenes▶︎Reineまでバス。
ただ私はværøyに住んでるから、værøyからだと今日は朝5:15発の1本のみ。。。
5時って…え?
漁業に行くんじゃないんだから。
もっと遅くてもいいじゃない!
Værøyにはバスなんて走ってないから、まだ月も星も輝く朝4時。45分もかけてフェリー乗り場まで歩いたの。
本当は昨日早く寝るはずだったんだけど、フローデさんとの最後の夜だったから、ついつい話し込んじゃって。
結局ベッドに入ったの1時。
起きたの3:45。
ずっと夢見てたわ。
夢の中でラーメン屋のバイト仲間と飲み会して泥酔してたわ。思い出がフラッシュバックしたのかな?w
そんなわけでフェリーでは眠りこけ。
モスケネスに着いたのが6:30。そこでフェリーは30分停泊する。
モスケネスのフェリー乗り場に待合室なんてものはなく、バスが来る7:30まで出来るだけ暖かいところにいたかった私は、出航するぎりぎりまでフェリーで寝る事に。
そろそろ行くかーと外に出ると朝焼けが綺麗でねぇ。
綺麗なんだけどバス停が見つからなくてねえ…
カップルがいたから話しかけたら、その人たちも観光客で同じくバス停を探してて…
周辺をウロウロ歩いて見つけたーと思ったら、なんとバス6:40に1本出てた。
なんとなんとネットで調べた時は出てこなかったのに、意外と本数がでてるじゃないか!
フェリーでうとうとしてなければ乗れたーと思ったけど後の祭り。ネットで調べて出てきたバスもちゃんと時刻表に乗ってたから待つ事に。
バス代は43クローネ。
運転手さんに直接払える。
しかもカードで!
オスロは運転手さんから買うと、20クローネ割増だし、しかもカード使えないのに!ロフォーテンすごい!
レイネまではバスで10分。
正直最初はフェリー乗り場から歩くつもりだったんだよね。
でもグーグル先生が徒歩のルートがありませんて言うの。
サテライト写真で見ると、道っぽいのはありそうだけどなあ…と思いながら、結局バスにしたんだけど、グーグル先生は正しかった。
徒歩で行こうなんて考えちゃいけません。
車の迷惑になります。
歩行者用の道がなかった。
…ロフォーテンこそ歩道作って、サイクリングで諸島巡りしたら楽しそうだと思うのになあ。
まあそんなこんなで着いたレイネ。
あのねー…綺麗だけど街並みは普通。
建物はむしろ近代的で、白い家が多い。
カラフルじゃない。
レイネは遠くから見るのが綺麗なんだと思う。
バス停は村の1番奥まで行くんだけど、そこから15分ほど歩いて戻った国道の入口にある駐車場からの遠景が最高。
きりたった雪山に囲まれたレイネの村と、レイネフィヨルド。なんとこれもフィヨルドなんだって。
レイネフィヨルドクルーズもあるみたいだよ。
村には特に何もないもんだから、ここで時間を潰すしかない。
なにせ時間はまだ7:30過ぎ。
1番早くてガソスタ脇にあるサークルKが開くのが9時。
途中ここでも鱈を干していた。
でも同じロフォーテンでも、ヘルゲさん曰く、 værøyの方が質が良いんだそう。
何故ならværøyは丁度良い気温なんだって。急速に凍らしちゃうと、旨味成分?が濃縮されずに、解凍した時に逃げちゃうとかなんとか。気長にゆっくり乾かして行くのが1番なんだって。
乾燥させれば日持ちするし、冷蔵庫に入れなくてもいいから、エコフレンドリーだって言ってた。
確かに!
フローデさんは、砂漠で魚を養殖する話をしてくれたよ。養殖プラントを砂漠の上に作る事に成功して、レストランにはじめて魚料理が出回るようになったんだって!
そんな2人の関心のひとつがエネルギー。ヘルゲさんは、干潮差を利用してエネルギーが作れないか考えてるんだって。
2人の話を聞いてたら、宮崎駿を思い出した。
火星に移住する前に、砂漠で人が暮らせるようにしてみろ!って発言を。
あるものでどうにか出来たら1番良い。
あっ、だいぶ話が逸れた。
とにかく9時まで寒さを耐え、一通り村を歩いたところでサークルKに避難!!
窓際のイートイン席で寝落ち。
ぐっすり寝たわ!
1時間ほど!
窓から差し込む太陽がこれまた暖かくてね〜
10時になったら今度は向かいにあるお洒落なカフェがオープンしたから、移動してブランチ。
Bringer blomsterっていう超オシャレなカフェ!
カウンター席からはフィヨルドと雪山が見えるよ。
至福。
でももう見尽くした感があるレイネ。
歩く元気も今日はないので、あと2時間ほどここでのんびり本読みながらバスを待とう。
そして今度は舵を西にとり、ロフォーテン最西端の漁村、Åオーに向かうよ。
今夜はオーで友達と合流して一泊。
いやーノルウェーに来てからというもの、だいぶのんびりした旅行の仕方になったなー。
旅行に来てるのにカフェで本読むなんて前はしなかったのに。
まあそれというのも、見所があんまないのと、公共機関がそんなにないから、やる事がないからな!笑
あー早く眠りたーい