rie - スウェーデンで買い物にいくならヨーテボリも面白いよって話
どうも。rieです。
先日、いつの間にか誕生日を迎えました。あゝ四半世紀。
たまたま前日の夜には、ベルゲンから一時的にオスロへ来た友人が泊まりに来る、とのことだったので、その日は早めに仕事から帰り、すこしゆっくりと準備をする予定だったのでした。
が、帰ったら玄関の鍵が開かないという事件が発生。
たしかに、前にも一度、本格的に鍵が開かなくなったことはありました(しかもレストランデーの日でめっちゃ焦りました)。
なのでその教訓もあってか、ある程度やってみて開かないのを悟ったわたしは、近くのスーパーでオイルと綿棒を購入し、鍵穴を掃除しながら開けるという応急処置まで施したのです。
ひたすら続けること約4時間。どうしても開かない。
合間に大切な用事があったので一度家を離れなければならず、鍵屋さんも呼べないまま諦めました。ルームメイトと友人には連絡を入れたけれど、どちらも会うのはほぼ夜中の予定だったため、それまではどうしようもなく。
結局、用事を終えて再度帰宅してもやっぱり鍵は開かず。隣のお部屋に住むノルウェー人には、ただ「グッドラック」と言われるだけ(せめてちょっと手伝ってほしかったよ・・)。
で、戻ってきたルームメイトに見てもらったら、なんと、いつも掛けるはずのない別の個所の鍵がかかっていただけでした。
曰く、たまたまこの日は友人に鍵をお願いしたのだそうです。で、彼ら、いつもの鍵は調子が悪かったようで、とりあえず別の鍵をかけたらしい。まじっすか。あのわたしの涙ぐましい努力は一体・・・(大量に使った薄汚れた綿棒たちを前に愕然)。でも本当に開いてよかった。
なんて言っている間に迎えた四半世紀生誕日。でも、特別なことはせず、お休みだったので友人とオスロをぐるり旅できたし、念願の編み物デビューも果たしたし(練習中)、お鍋をつつきながらのんびりお喋りできたので、ある意味いつもより楽しい誕生日だったと思います。この場を借りて、お祝いしてくれた皆さま、本当にありがとう。
さて、随分と前置きが長くなりましたが、そういえば先月末にふと思い立ち、二度目のスウェーデン弾丸旅へ行ってきました。
前回のストックホルム旅も日帰りだったけれど、今回こそは本当に弾丸で、お昼について、夕方には帰るっていう、約5時間程度の滞在。
ちなみにどこへ行ったのかというと、
です。スウェーデンの西に位置しており、オスロから出ているバスだと、なんと3時間足らずで行けちゃうのです。
これまでは色々あって、ちょっとバタバタしていましたが、ようやく落ち着いたころに連休をもらえたので、1日使ってどこか旅行へ行こう!と思い立ったのがきっかけでした。
11月末だったので、クリスマスマーケットとか行きたいな~とも思いましたが、航空券はどこもびっくりするほど高い(約10倍の国も)し、そもそもあまりクリスマスに興味がないわたしは、どちらかというと近頃マイカップがほしくて(笑)、器がたくさんありそう&近くて面白そうなところにしよう!と思って選んだのでした。雑。
で、行ってみたらなかなか面白かったので、すこしだけご紹介。といっても、そもそも例によって、あまり写真がないけれど。
まずはバスターミナルを降り、中央駅へ。これがまた、なかなかステキな雰囲気で。
広いけど、ストックホルムよりわかりやすいし、木目調でいい。
ここからまずは、トラム(スウェ語では Spårvagn というらしい。ノル語のTrikk と全然ちがうので最初は気づかなかった)に乗りました。
あ、こっちもアプリで切符が買えました。嬉。ヨーロッパ発行のカードだからなのかは不明ですが。そうじゃない場合は近くのコンビニで買えるみたい。
新しそうな車両ばかり走る中、たまたま古いトラムに乗れて楽しかったな。豆電球がいっぱいついていて、手動で扉を開けなくてはならないの。
降りたのは、ちょっと外れみたいな場所。周りには何もなさそうで不安になりましたが、ここの近くにある古道具屋さんが気になって。
ここでした。
小さな店内には、センスのよい古家具や器、あとハンドメイドの雑貨やタオルなども。タオル、めちゃかわいかった。
スウェーデンをはじめとするヨーロッパ周辺諸国のコレクションにホレボレ。とてもかわいいものばかりだし、店員さんはおちゃめで優しかったです。
色々と悩んだ結果、1900年代のチェコスロバキアで作られたという薄水色のボウルと、一緒に飾ってあったシルバーのスプーンを購入。あ~また行きたいな。
知らなかったけど、けっこうお休みの日が多いみたいで、時季にもよりますが木曜日から土曜日くらいしかやってないみたいです。
そのあとはずっと、中央駅に向かう形で歩いて移動しました。途中でテキトーに教会へ入ったり、Hagaという歴史地区を散策してごはん休憩したり。
ここで食べた、ベジタリアンラザニアが美味でした。名前は覚えてないけれど、こぢんまりとしていていいところ。オスロよりお手頃だし、コーヒー紅茶はおかわりできるみたいでした(してないけど)。
あ、関係ない話ですが、ヨーロッパってベジ対応のメニューが多くっていいよね。わたしはハッキリとベジタリアン(あ、でも魚介類はときどき食べるからペスクタリアンか)とは自称していないし、友だちといるときは普通に肉も食べるのですが、普段は食べないのでこういうのはとても助かります。
というか海外で外食しても、一度もキレイに食べきれたことがないってのもあるけれど。
それから、もうひとつ行ってみたかった近くのセカンドハンドショップにも行きました。
ここは広くてお洋服も沢山あったけれど、何より器が充実していて感動。オスロのセカンドハンドショップにもときどき行きますが、値段がそれなりにするか、そこまで欲しいものがないこともしばしば。
でもここは特に北欧ブランドの食器がた~~くさんあって、しかもお手頃な値段でお買い物できちゃうのが魅力的でした。詳しいブランドや年代は全然知らないけど。
というわけで、重いので厳選しつつも、思ったよりたくさん買ってしまったのでした。うふふ。
でもようやくARABIAのかわいいカップを見つけたので、これから愛用します。って、好みの問題なのか、今まで買った器のARABIA率がかなり高いのは一体。
あとは前回に引き続き、お酒もしっかり買いましたとさ。前ほどじゃないけど、やっぱり安いものは安い。クリスマスビールも買ったので、飲むのが楽しみだな。
かくして、短いながらも充実したヨーテボリ旅。もう暗くなるのが早くって、16時には薄暗かったけれど、クリスマスシーズンの始まりたてでもあったので、街のイルミネーションがかわいらしくってよかったです。なんか素朴で。
全体的に、古いものが好きな方には特におすすめ。町全体がこぢんまりとしているので、今回のように弾丸で行っても十分に楽しめます。ストックホルムより、ヨーテボリの方が個人的には好きかもしれない。
というわけで、久しぶりに旅に出たので、ちょっと自慢しました。おしまい。
ちなみに今月末は、念願のアイスランドへ行く予定です。一番のお目当てはSigur Ros のライブと、彼らが主宰する音楽フェス。あ~楽しみ。
それまでにも、ちょこちょこ人に会う予定があるのも嬉しいなあ。怒涛の2017年が終わりに近づいていて、なんとなくそわそわしますが、でも楽しみのために残りの仕事も頑張ります。
最後に、今日のおやすみソング。というかクリスマスソング。
ではでは。
rie