\... ノルウェイ北欧暮らしメモ .../

北欧暮らし。色んな人の色んな目線で。

Værøy2日目

Hei hei!!


北の離島、værøy2日目。

ノルウェー人にも匹敵するだろう散歩好きの私。google mapsでなんとなく道を把握し、気ままに散歩してきました。


私は灯台を見るのが好きだから、最果ての海岸沿いを目指すことに。


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これが家の前からの景色。

この時点で既にテンションが上がる。


この尖った高い山々はまさにアナ雪!

とはいえ、標高は1番高い山で450メートルほど。日本の山に比べたら低いんだけど、なにせ尖ってるから実際よりとても高く見える。


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山に木は全くなく、ごつごつとした岩山。

下の方には雪の重みで折り重なった茅がたくさん。


とある岩山はまるでゴジラが蹲ってるみたいだったよ。


町中に干された鱈たち。


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この下を歩く勇気は私にはなかったw

この上をカモメが飛び回ってて、つまみ食いするらしいけど、全体の1%にしか過ぎず、全然気にしてないらしい。


風が強くて吹きさらしになってるから、思ったほど臭わなかったよ!


この日は北に向かおうと決めて、家から見える小高い山に通じる一本道を登ってみたよ。


その先に待っていたのは、秘境といっても過言ではない景色!


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写真じゃ伝わらないんだけど!笑

海がねーーーエメラルド色でめっっちゃ綺麗なの!


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うおーまさかノルウェーでこんな綺麗な海を見れるとは。

しかも周りに誰もいないの!

サイコーでしょ。独り占め。


旅立ちの日にを歌いながら海を眺めてたら、綺麗な声した鳥が合わせるように鳴き始めたの!求婚された笑  それとも私が求婚したと思ったのかな😂


途中で一人すれ違ったおばちゃんに写真撮ってもらおうと話しかけたら、上手な英語で返事をくれた。


北のほうの人たちはノルウェー語しか喋らないって聞いてたから拍子抜け!


ちなみに行きがてら寄ったカフェのお姉さんも、私の未熟なノルウェー語を見兼ねてたまに英語で話してくれたよ。


さらに歩き続けると、転々と海沿いに家がある。古い家が。


1時間くらい歩き続けると、最北端に位置する街に着いたよ。


そこにはとっても古い教会が。いつ建てられたのか確認し忘れちゃった!


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珍しい形。

残念ながら中には入れず。


歩き疲れたから教会で一休みしたかったのにー

カフェもないし、なんと灯台もなかった。


漁業といえば灯台なのに!

と思ったけど、漁港は最南端にあるから、灯台もそこにしかないのかね。


最南端にも灯台なかった気がするけど。


仕方ないから、そのまま引き返したよー。

なんと道は島を一周しておらず、来た道を引き返すしかないのだ。


でも帰り道に見える景色が、さっき来た道とは思えないほど、違う!


往路は海に向かって歩いてる気分だったけど、復路は山に向かって歩くの。


雪山に向かって。


この雪山がね…私にはガガゼトに思えて仕方なくてね…。ガガゼトとはFF10に出てくる神聖な雪山なんだけどね…


祈りの歌を口ずさみながら歩いてたら、みるみる雲が増してきて、あれだけ晴れてたのにまさかのみぞれ!からの大雪!


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向かい風で顔にみぞれが当たる当たる。

いたいっちゅーの!!

雪宿りする場所もなく、後ろ向きに歩いてみたり、立ち止まってみたり。


幸い寒さはそんなに感じなかったから耐えられたものの…さすが天気島。


Vær: 天気

Øy: 島

Værøy: 天気島


いやしかし雪が降ってこそロフォーテン!

ノルウェーだ!


↓往路

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↓復路

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1時間ごとに天気はころころ変わる。


霧が晴れていくのもまた綺麗で、歩きにくくはなるけど、天気変わりやすいのも面白い。


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村に戻る頃には、また青空が輝いてたよ!


今夜も晩御飯はご馳走してくれるっぽかったので、昨日飲んじゃった分のビールと朝ご飯を調達しにスーパーへ。


…と思ったら、オスロでは一回も転ばなかったのに、今日はじめて漫画みたいに足滑らしてすっ転んだよw


宙に浮いた!

私は遂に浮いたぞ!

そしてお尻で着地。

痛かったー!!!


誰にもみられなくて良かった…

なんて思ってたら、この村での友達ダグが車で通りかかり。転んだところは見られてなかったようで良かった。笑


でもこんな遠い地に来ても、こうやって話しかけてくれる人がいるって良いわあ。友達の友達は友達。


たまに1人になりたいなんて思うときもあるけど、1日誰とも喋らないのは寂しい。ちょっとした会話で笑うことが人間には必要なのだ。


ちなみにスーパーの隣にはカフェが併設されていて、コーヒーは30クローネ。もう一杯ならおかわり無料という最高のサービス!しかもWiFiつき!!


これは明日も行かなきゃな。

ここで持ってきた深夜特急を少し読み…。


今となってはネットで情報収集が当たり前だから、この時代の旅行は本当にタフだったらうなと思う。


計画通りにいかないどころか、その計画が現地に行かないと立てられないんだから。


私もいつかやってみようか。そんな旅。

現地のツーリストで情報を集めて次の行き先を決めるの。


…心配性、小心者な上にケチだから無理だな😂


ちなみにカフェに着いた時は晴れてたのに、その後大雪アゲイン。


真冬並みの降りっぷり。


うん、やっぱり天気は1時間単位で変わるみたい。


そろそろ頃合いかなーというところでビールと朝ご飯のパンとバナナを買って家路につく。


…が、歩いてる途中雲行きが怪しい。

風が強くなってきた。

ふと後ろを振り向くと、せりたった雪山の後ろから黒い雲が近づいてくる!


背後からどんどんと雪が迫ってきた!

あたりが暗くなって、風がもっと強くなって、地面の雪が舞い上がっていく。


いやーあれはなかなか緊迫感があったね!


さっきまでの大雪はまったくの無風だったのに、今はゴミ箱がひっくり返るほどの強風。


唸るような音もあわさってビビって走って逃げたよ。こわかったわー。


家に着いたら晴れたけど笑


フローデさんは漁から帰っていて、ヘルゲさんが私が気付いたらいなくなってたから心配したよと言われたよ。


私はあくまでも家を借りてる人、と思っていたけど、ヘルゲさんにとって私は客人で、私の安全を守る責任があると思っているんだって。


…なんでこうこの島の人たちは、こんなに優しいのやら。なんとゆうか、ノルウェーでは私は色んな人に家族のように迎え入れてもらった。ビッチな元ルームメイトを除いて。


どこに行っても、人々が優しくて、適度な距離感があって、親戚のうちに遊びにきた気になる。


この島には、日本語を話す人も、元々の知り合いも誰もいないけど、安心する何かがある。


それはフローデさんも言ってた。


ここの出身じゃないけど(しばらくここで教師はしてたみたいだけど)、ここが故郷のように感じるんだって。不思議だけど、ホームだって。この規模感が多分良いんだろうな。


ちなみにその夜、彼らの知り合いだという女性がディナーにやってきた。彼女はベルゲンで弁護士をやってるらしい。


…ジャーナリストといい、弁護士といい、消防士といい、ヘルゲさんの周りには何やらすごい人が多い。


ノルウェー語だから全然理解出来てないんだけど、たぶん、ヘルゲさんもとても賢い人なんだろうと思う時がある。


そんでもって料理がめちゃめちゃうまい。今日はとれたての鱈のムニエルを食べた。


明日は南の山に登ってみよう。

滑って落ちませんように。


あー今日も1日が終わってしまった…

明日は早起き頑張ろう。


ちなみにオーロラがみれる気配はないw

ここは21時にやっと暗くなるよ。


あっ、ちなみにværøyへの行き方。


Osloからbodøまでまず飛行機でひとっ飛び。

Bodøは小さい町で、空港を出ると目の前に道路があって少し歩けば民家もある。


なんとなんと空港からセントラルまで歩けちゃう!フェリー乗り場までは30〜40分ほどだったかな?寄り道しなければもっと早いかも!


小さいけどショッピングモールあるし、ショッピングストリートもあったよ!日曜だから軒並み閉まってて人もいないけどw


フェリー乗り場の向かい側には、電車の駅もあってトロンハイムに繋がってるよ。その駅の二階にカフェがあって、ここは日曜でも空いてた!


なんとコーヒーがおかわり無料!

美味しくなかったけど笑


フェリーは大体1日1本。

出発の45分前までには支払いを済ませてね!って時刻表には書いてあったけど、私がそれに気付いたのは30分前ww


フェリー乗り場の窓口は閉まってて、慌ててフェリーに向かったら車の誘導をしてたおじさんがチケットを売ってくれました。良かったーセーフ!


Værøyまでは片道205クローネ。途中moskenesに寄港して、計5時間の船旅。


時刻表はこのサイトで確認できるよ!

事前予約はなし!


https://lofoten.info/en/Ferry-and-expressboat


ロフォーテン本島を走るバスの時刻表はここで確認してね。


https://www.177nordland.no/?ac_id=286&ac_parent=280


適当に行きたい町の名前いれれば、なんとなく出るはず。


Reineとかåとか。

ちなみにパッと見た感じ、moskenes港の周りには何もない。カフェもキオスクも何も。。。


本当に海外の観光地って、観光地の割に不便。日本が便利すぎるのかな。


Værøy良いところだけど、カフェとスーパーは一つだけだし、映画館も本屋もない。散歩するしかないところ。


のんびりしたい人にはお勧めだけど、のんびりするならバスで違う村に移動できるロフォーテン本島の方が良いかもね!


ここは観光地では全くなく、人々がのんびりと暮らす場所。


でもairbnb見たら、いくつか部屋があったから興味があったら行ってみてね!




北の国værøyから。

ハイハイ。


二回連続投稿です。


無事にlofotenに着きましたぞい!


今回lofotenに来る事になった経緯は、友達の彼氏の友達がværøyに住んでて、泊まるところを工面できるかもという話があったから。


大喜びで話を進めたら、私が泊まる家は、友達の彼氏の友達の友達の家だということが判明。もはや他人笑


しかもその人は60歳のおじちゃんで一人暮らしだというじゃありませんか。


……よぎる不安。

60歳のおじちゃんと、2人暮らし。

全く知らないおじちゃんと。


売られたりして。

襲われたりして。


とか色々考えたけど、友達の友達の友達だし…værøyは平和な島そうだし…FB見たけどイイネもそこそこあるし、やばい人ではなさそうということで(そして宿泊費が無料)、意を決して来てみたわけです。


もうねーフェリーに乗った時に、途端にホームシックに。


オスロで平和な日々を送ってたのに、何で私は今たったひとりで、友人のいない島での、おじさんとの暮らしに向かっているのかと。


みんなに会いたいーと、ものすごく不安になりましたよ。変な事件になったらネットで顔が公表されて叩かれるんだ!帰りたい!と思いながらも、船は進む。


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3月末だっちゅーのに雪。

しかも乗ってるフェリーがちゃんとværøyに行くのかも分からず不安。


でも海の上で見る雪もまた乙。

綺麗だったよ。

しかも日が差してるっていう。


ちなみにフェリーは45分前までに搭乗してって書いてあったけど、30分前でも乗れたよ!


イースター休みの旅行なのか、家族連れが目立ったけど、それでも人は少なめ。


約5時間の船旅の末、værøyに到着!!

友人の友人が車で迎えに来てくれました。

なんっっって優しい。


今、værøyは鱈漁の真っ最中!

人の数より鱈の数の方が多い!

なにせ人口はwikiだと700人。

おじちゃんいわく、1000人いかないぐらい。


海岸沿いに綺麗に組まれた木の上で干される鱈たち。


ああ…歴史を感じる。


ノルウェーいち美味しい鱈は、ここでとられてるんだって!日本人が来て、品質をチェックしてから、日本に輸出されるらしい。


ドキドキしながら家に行くと、おじちゃんが2人。ディナー食べるか?って聞かれて、お腹空いてたしご一緒させてもらうことに。


いやーおじちゃん料理が上手でね!

旬の鱈のソテーを頂きましたー!!

あとポテトのグリルやらサラダやら。

めっっっちゃ美味しかった!


つい先日二日酔いに悩まされたのに、ビールも2本ほどいただいちゃった。


ちょうど今日から、おじちゃん(ヘルゲさん)の旧友のフローデさんも泊まりに来ていて3人暮らし。


私の当初の心配をよそに23時まで話したり飲んだり、楽しみました。いやーまさかこんな出会いがあるとはね!


仮にどっちかなら襲われても、どっちかが止めてくれるでしょう!w


うそ!全然そんな心配なさそう!


ヘルゲさんは代々漁師の家系で、今は引退して、何やら執筆活動中らしい。


フローデさんは元教師で今はジャーナリスト。中東の報道の自由の確立のためにお仕事をしているらしい。


そんな2人は30年来の仲。楽しそうに話す姿を見て、安心した。


何より2人とも英語が上手でね〜。助かります。ヘルゲさんのノルウェー語、北訛りで全然わかんない!w


英語でも何言ってるか分からないけどww


部屋はね〜とっても古い。昔ながらの家って感じ。まさかの部屋の電気がつかなくて、真っ暗っすww バスルームにも電気ついてなくて、ロウソクですww キッチンとリビングは綺麗なんだけどね!WiFiも届かなくて焦って、プリペイドカードチャージした笑


でも屋根と布団があるだけで十分っす。

こんな見ず知らずの他人を無料で泊めてくれて、ご飯まで出してくれる…なんて優しいのか!


簡単に信じすぎないよーにと、母によく釘を刺されるんだけど、ヘルゲさんとフローデさんは大丈夫そう!


フローデさんは明日朝から漁に出るみたい。とれたての鱈料理をご馳走してくれるとの事なので、今から楽しみっす!


だけど貰うばっかりでめっちゃ申し訳ない!かといって、あの料理には敵わない…!


しかも木曜には私の友達も一緒に泊まりに来るし…私図々しすぎたかなあ😂💦 なにかお礼がしたいなー。やっぱり料理かなあ。


そんなわけで、ホームシックもケロッと忘れて、ロフォーテンを満喫できそうです!


1番の目的のオーロラは見えないと思うって言われちゃったけど…天気も明日から悪いけど…まあのんびり過ごしますわ!

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別れの時

Hei hei :D


私はただいま、船の中におります。

Bodøからフェリーで5時間かけてロフォーテンの離島、værøyに向かいます。


そう、9ヶ月に渡る波乱のオスロ生活が終わりました。


2017年6月27日にオスロに到着したあの日。忘れもしない。オスロ中央駅に着いた時の衝撃。それからのホステルでの1週間を楽しめず、ただただビビっていた。そして部屋探しに絶望していた。


そんな楽しくない始まりだったけど、たーーーーーくさんの人の支えのおかげで、オスロが大好きになるくらい最後は楽しめた!


本当に楽しかった。


大変な事も多かったし、ストレスで身体に異常が出たし、泣いた事もあったけど、ここまでいれて本当に良かった。


全て必要なタイミングだったんだろうと思う。今となっては。


仕事はなかなか見つからなかったけど、ラーメン屋に出会うためだったんだろう。


6ヶ月しか働けないのは不便だけど、私のあとに入ってきた人たちを見て、こうやって次の人たちに譲るのも大事だなあと。私は6ヶ月フルで働いた訳ではなかったけど、残りのファームステイ生活用の交通費ぐらいは貯まったから、次の人たちがお金を稼いで長くノルウェーに住めたらいいなあと思う。


バイトの最終日には、深夜3時まで同僚たちと飲んだよ。途中でショットを飲んだあたりから、記憶が抜け落ちてるんだけど、とにかく楽しかった。笑


夜行バスで帰ったんだけど、案の定寝落ちして気付いたら終点笑  運転手に「終点だよ!」って言われて「えっ、、わかった!」って返事してから、また寝始める私ww  2回起こされた笑


そのまま終点で放り出されるかと思いきや、なんと私の最寄駅まで送ってくれました。優しい…!!


翌日私は夜まで二日酔いを引きずりましたよ。飲みすぎた。オスロ生活最終日なのにw 頭痛くてほぼ寝てたww


深夜に酔って出歩いても安全な街。東京より安全。たぶん笑


最終日の夜はホストファミリーが、ホームパーティを開いてくれました。美味しい角煮と、ゼリーと、おばあちゃん特製ケーキ。


みんなでワイワイ。私は若干二日酔いを引きずっててビール飲めなかったけど、アクアヴィットを少しだけ。


なんとイースターだからと、おばあちゃんがお菓子の詰め合わせをくれたり、ホストファミリーがプレゼントをくれました。


なんて優しい人たちなんだろうと。私なんかには勿体ないぐらいの出会い。本当にありがたい巡り合わせ。


ちなみに出会いは、ラーメン屋。私のブログを読んでいたところから始まり、色んな事件を経てたどり着いたおうち。


私がラーメン屋で働いてなければ。あの時連絡先を聞いてなければ。ブログをやってなければ。このご縁はうまれなかったでしょう。


ご縁て、本当に不思議だよね。


あーーー

もうみんなと暮らせないんだなあ。ラーメン屋で楽しく働けないんだなあ。無条件でみんなに会える機会はもうないんだなあ。


ほんとーーーに幸せだった。


もっとちゃんと色んな人に感謝を伝えたかったな。それはいずれまた別の形で、伝えられたらいいな。


フェリーは大海原をゆっくり進むよ。

なんと最前列の眺めの良い席とれたから、北国の景色を楽しみながら5時間ゆっくりしようと思います。


Værøyではどんな出会いが待ってるんだろうな。無事に帰れますように…。


いやー9ヶ月ってあっという間だな!将来の計画をぼちぼち立てないとな!

私からみたオスロ

Hei :)

 

オスロ生活も残り1週間をきりました!

思い残すことのないように行ったことない場所に行こう!と意気込むものの、めっっちゃ低血圧で朝弱いから、結局起きれなくて全然行けんかったw

私の起床時間は11時です。

目が覚めるのは10時だけど、それからベッドで寝転がりながら本読んだりインスタ見たり・・・。すっかりそれが私の生活習慣みたいになってる。すっかりフクロウ型〜。

 

そんなわけで今日も10時に目が覚め・・・

めちゃめちゃ天気が良く・・・太陽の日差しが暖かいという久しぶりの感覚。

Long time no see, the sun... I missed you.

 

こんな日は散歩に行かねば!

起きてからおやつのスコーンを作り、バスを乗り継いで

大好きなsognsvannに最後に行ってきたよ!

 

ちょっと手前のバスストップで下車。

ここは前住んでた家の最寄駅、Havnabakken。

ここからの夜景が一番大好き。

 

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ここでちょっぴり生焼けのスコーンをかじり・・・

一休みしたらSognsvanに向け歩き出し。

 

・・・ところで私ビタミン足りてないのか、昼間でも眠い。

1日9時間寝てるにも関わらず眠い。

睡眠の質が悪いわけでもないと思う。

9時間も寝てるのに、毎日ベッドに入ると、気を失ったように寝てるんだよね。

バスでも地下鉄でも爆睡してる。疲れか???

 

それにしても今日は本当に天気が良くて、太陽が眩しかったよ!

夏が来るな〜〜〜〜なんて思いながら、

歩き慣れた道を30分ほど歩く。。。

 

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雪に覆われたSognsvann!!!

最近天気良いし、雪もガンガン溶けてるっていうのに

凍った湖の上を歩いたりスキーする人の多さよ。

命知らずか。

 

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この下には湖があるなんて信じられないよね!

それでも気温は一番低くて−15度、それも2〜3日ぐらいしかなかったような?

思ったほど寒くないのに湖が凍るのは、やっぱり湿度が低いから?

 

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Sognsvann周辺にはスキーレーンが沢山あって、家族連れが多かったよ!

2歳に満たないような子達がスキーを履いて、坂道を下って、転んでは笑ってる。

タフだな〜〜〜〜私は転んだら怖くて嫌になるぞ。

スキーするために湖に行く人は稀で、駅周辺をコートで歩いている自分が少し浮いてるように感じた。笑

 

それから国立美術館にも行ってきたよ〜。

木曜日の無料の日に!

 

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これはJohan Christian Dahlというノルウェー人の絵画。

この美術館の中では、この人の絵が一番多いと思う。

Wikiによると、ノルウェーで最初の凄腕のロマン派画家であり、ノルウェーの風景画の父とも呼ばれている人なんだって。

 

私は断然印象派が好きで、ロマン派はむしろ苦手っていう意識すらある。

なんか・・・タロットみたいで。私は小さい時にタロットカードを欲しくて買ってもらったものの、開くと毎回気持ち悪くなっていて、子供心に取り憑かれると感じてから、タロットに似てるロマン派が苦手なのだ。と、思う。

 

だけどヨハンさんの絵画は風景画が多いから、塗り方はロマン派でも、綺麗だな〜と魅入っちゃうんだよね。特にこの人は月が好きなのか、月が輝いてる絵が多かった。でも満月じゃないの。満月だけど雲に隠れていて、そこから漏れ出す光の描き方が素敵。

本当に光ってるように見える。

 

私は月が好きでよく実家のベランダから眺めてたんだけど、その感じとそっくり

すごいや〜〜時々デッサン練習してみるけど、ものを観察するって本当に難しくてねえ・・・絵の上手い人たちの見える世界はどうなってるのやら。私にはどこが影で〜とかまだまだ難しいです。

 

それから散策している時に、Torggataという道沿いにあるNorli(本屋)が閉店セールをしているのを発見!!

 

ノルディックもしくはスカンジナビア柄の編み物の本が欲しくて。

Norliはチェーン店だから、新しい本は恐らく移動させたと思うけど、それでも結構いろんな本が置いてあった。小説から実用書や絵本まで。

 

お目当の編み物の本も少しあった!

でもどれも、今ひとつ惜しいんだよね〜〜〜〜

最初に手に取ったやつは、ノルディック柄は沢山あるんだけど、実用しづらかったり可愛くないデザイン。

次に手に取ったやつは、ノルディック柄は全然ないんだけど、可愛いデザイン。

 

悩む〜〜〜〜〜悩むけど、バイトの時間が迫ってたし、ここで見逃したらもう2度とセールに出会えないかもしれない〜〜〜〜

 

どっちだ!

ノルディックを取るか、可愛いを取るか!!!

時間がない、急げ!決断するんだ!!!

 

と、一人ジャックバウワー風に葛藤を繰り返し、可愛いを選びましたw

 

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Lun strikk.

薄いニット。

 

本当かはわからないけど、この本、元々は369クローネ。

日本円にして4800円😇

それがなんと99クローネ、1300円に!

お買い得ぅ〜♬

 

ちなみにこの本を選んだ最大の決め手はこちら・・・

 

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ちらほらイケメンが載っている。

この本、赤ちゃん・子供・女性・男性とデザイン別に載っており、男性用ニットを着こなすモデル人がイケメン。

 

アナ雪に出てくるクリストフェルに似た青年もいたよ。

それだけで買う価値があった。私には。

目の保養・・・w

 

閉店セールは23日ぐらいまでやってるっぽいので、よければ行ってみてね〜。

 

さて、ところで、私からみたオスロですが。

オスロはやっぱり都会だと思うよ〜

規模とかの話じゃなく、人々の生活が。

 

ノルウェーは自然に恵まれた国。

・・・とはいえ天候的には野菜が育たないから、そう意味では日本の方が、より恵まれている気もするんだけど!

 

首都であるオスロの周辺にも森や山が沢山ある。

自然に囲まれて、自然と隣り合わせで生きている。

・・・んだけど〜〜〜〜、どちらかと言うとオスロは、自然と共に生きていると言うより、自然の中でアクティビティをするのが上手って言う印象!!

 

自然が暮らしの一部じゃないと言うか。

自然は自然、人は人。自然というフィールドの中で、自分の遊びをする感じ。

生活の中にはあまり取り込まれてないような・・・?

例えばハーブとか、アロマとか、自然を使った染物とか、工芸品とか、あまりみない。。。。ウール製品ならいっぱいあるね!

むしろ日本の方が、自然が上手に暮らしに溶け込んでる気がしないでもない。

 

多分気候のせいだと思う。

日本は温暖だから、食物に本当に恵まれてると思う。

山菜だったり、魚だったり、薬草も沢山ある。よもぎとかつくしとか。

木の実も沢山ある。花だって沢山咲いてるし、ニホンミツバチもいる。

日本は意外と良いもの沢山持ってる。

ただ海外の珍しいものに目がいって、あるものを忘れちゃったのかも。

 

日本の花を使って、アロマとかハーブティを作ってみたいなあ〜

アロマだけなら、なんとな〜〜〜〜〜〜く知識がある。

かつてトリマーをしていた時に、犬をリラックスさせるためのアロママッサージ講座に通ったからね!

 

唯一覚えている事といえば・・・

ラベンダーと・・・ゼラニウム??あれ??ゼラニウムだったか?

まあとにかくどっちも同じ鎮静効果があるんだけど、ラベンダーは落ち込んでいる時に嗅ぐと、どんどん鎮静効果で気分が沈んでいってしまうから、元気を出しながらリラックスしたい時はゼラニウムが良い!って事。

 

同じ鎮静効果でもベクトルが違うんだな〜〜〜って思った。

・・・曖昧すぎて、覚えてるって言えるレベルじゃなかったねw

しかも確か講義中に化学式が出てきた気がする〜〜〜〜

エタノールの化学式とか・・・

水兵リーベ僕の船は覚えてるけど、化学記号はちっとも覚えてない!

 

あと、ノルウェー人の人々の性格に関しても、自然は自然・人は人といった風に、人は人・自分は自分ていう感じ。

 

だから生粋のノルウェー人の友達を作るのは、結構大変かもしれない。日本に多少なりとも興味のある人でないと、「この人とまた遊びたい!」とは、どうやら思わないらしい。

 

何せ彼らにとってノルウェーはホームで、わざわざ新しい友人を見つけなくても、もう自分の世界ができていて満たされているから。

 

そしてシャイだから。優しいんだけどシャイなの。だからノルウェー人を見つけたら、自分から遊びに誘っていかないと。相手から誘ってくれるのを待っていても何も起こらないかもね。

 

私は日本人コミュニティ以外で出来たノルウェー人の友達は一人もいないよw あっ、バイト先に一人いたな!でもその人以外は友達できなかったな〜〜〜。

 

でもオスロの何が良いかって、日本人同士の刺激が多い!

まず小さい国だから、大使館との距離が近い。

これはモントリオールではありえなかった事だと思う。

年始には正月行事が大使館主催のもと行われて、在留届を出している人は漏れなく呼ばれるし、日諾協会っていう非営利団体が主催するイベントもよくあって、それはビジネス寄りのイベントもあるから、勉強になるし異業種交流会な面もあると思う。

 

サブジャパンっていう非営利団体もあって、こちらはもっと気軽にアクティビティやイベントを通して友達を作ろうというもの。困った時の相談相手ナンバーワン!笑

 

FBページがあるから何か聞きたいことがあったら書き込むと、たくさんの人が色々と親身になって教えてくれるよ!みんなが苦労して切り開いて来た道だから、ちゃんとリスペクトと感謝の気持ちを持って質問してね!

 

正直、やばすぎる!っていう問題を抱えた人を数人見たけど、周囲の人々の支えで解決できずに大問題になったって人は見ていない。問題の耐えない暮らしだけど、頼れる人がこんなに多いのは珍しいと思うよ。


語学を勉強しにきたので日本語は話したくありません!て人には、かなり難しい国だと思うけどね。


外国人も沢山いるから、学校でもどこでも行けば友達は出来ると思う。


でもトラブルが発生した時に、解決する力があるのは、間違いなく現地生活の長い日本人。情報を沢山持ってるのも日本人。


大体私が出会った外国人の友達は、学生か結婚してこっちにきた人たちで、ノルウェー暮らし歴が短い。そんでもってワーホリの人たちとの決定的な違いは直面する問題の内容。


ノルウェー人の友達作りたいなら、ティンダーが1番手っ取り早いかもねww

 

あとはポップアップショップ。

4ヶ月に1回開かれる、誰でも飲食店を開ける日。

あれは良い。面白い。本当に売るのはなんでもいいの!

おにぎりでもコーヒーでも食べ物ならなんでも。

場所もどこでもいい。自宅でも公園でも路上でも。

 

結論、

オスロは・・・

 

色んな事に挑戦できる街。

自分で生きていく力をつける街。

人や自然と関わり合いながらも、人生の中心に自分がいる街。

パーソナルスペースがきっちりしている街。

コーヒーの街。

時々人の優しさに触れる街。

地下鉄で寝てても財布が盗まれない街。

面白い人で溢れている街。

シャイだから自分が大胆にならないと何も始まらない。

人は冷たくはない。総じてみんな親切で優しいけど、日本人にそっくりな初対面苦手感、表の顔感がある。

 

 オスロでの一番よかったことは、色んな人に会えたことだな〜良くも悪くもw そして自分の未来の方向性が、色んな人を見たり、話すことで固まって来たこと。29歳にしてやっとやりたいことが明確化して来たのは遅い気がしないでもないけどw

 

色々ふら〜っふら〜っとして来たけど、だんだんそのブレ幅が狭まっていって、そのうち一本になる気がするなーと、つい先日友達と話してて思ったよ。

 

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ありがとうオスロ

ほとんどなんの目的もなくやって来たけど、

ノルウェーに来たことは無駄じゃなかったよ。

 

これも何かの縁

Hei!

 

私はアイリッシュ音楽が大好きです。

だから日本にいる時、ティンホイッスルを買いました。

ただ、下手な高音がどんな騒音よりも勘に触るうるささで、住宅地ではとても練習できず、お蔵入りとなりました。

 

ティンホイッスルを購入した時に見つけた、日本でケルト音楽を広める活動をしている演奏家の方が、「今夜はLiam O'flynnの曲を聴こう」と呟いていて、気になったのでspotifyで聴いてみました。

 

それが、こちら。

 

www.youtube.com

 

故郷を思い出させる優しい音色。

アイリッシュ音楽は、聴いていると、草原に吹く風を思い出します。

 

アイルランドに住んでるなら、いつか聴きにいってみよう。と思って調べてみたら・・・

 

Liamさん、2018年3月14日の今日、お亡くなりになったそうです。

 

何とも言えない不思議な感覚に襲われました。

今日この日にこの世を去った人だけれど、彼の音楽はまだ生きている。

この世界にまだ残っている。

本人はいないけど、想いは残っている。

 

そう考えたら何だか不思議だなあと。

想いが残るっていいなあと思いました。

一体どんな人生を歩んできたんだろう。

どんな想いでこの曲を演奏したんだろう。

人生は音色に深みを持たせるのだろうか。

 

めっちゃ短いけど、この曲を是非ともみんなにも聴いて欲しくて。

Liamさん、ありがとう。

 

ソリっていうかボブスレーしてきた

Hei!!

 

とうとうRieちゃんがオスロを去ってしまいました。

寂しい。でも全然実感がわかない。

なぜなら日本でも会える気がするから!

日本じゃなくたって生きてる限り、いずれまた会うことでしょう。

また会う時に、色んなネタを持っている私でありたい。

 

ということで、ネタ作りのためじゃないけど

オスロでソリしてきました〜😃

 

www.visitoslo.com

 

これね!

全長2キロのソリ。

私たちが行こう!と言っていた日は、ちょうどholmenkollenでSkifestがあった日。電車が動いてるか心配だったけどお昼だったからか意外と乗れた。

このFest用にHolmenkollen Expressという臨時電車も沢山出てたからかな!

 

とはいえ中央駅から乗ったらMajorstuen駅からたくさんのポーランド人が乗ってきてびっくり。みんな”Polska"と書かれた、紅白の帽子やらマフラーを巻いていて、スキーフェスに行く人たちばかり!

 

後日その話をポーランド人の同僚にしたら、何とジャンプスキーのチームコンペティションだか個人戦だかでポーランドのチームが1位だか2位を取ったとか(曖昧すぎw)。

ちなみに個人のクロスカントリーは何と何と日本人が優勝!

おったまげ〜〜〜〜

 

ま、とにかく、ポーランドスキージャンプが強いらしく、みんな全力で応援するんだってさ!

 

さらに余談だけど、ポーランド語で日本は”ヤポーニャ”っていうんだって!Japonaって書くのかな??可愛いよね!ヤポーニャ!!ノルウェー語発音のヤーパンより好き。ヤーパンってなんか・・・パンみたいじゃない?笑

 

ソリのスタート地点はメトロ1番線の終点Frognerseteren駅から徒歩5分ぐらいの場所。ソリの貸し出しもあるから、持ってなくても大丈夫🙌

 

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夏はしまっていたこちらの建物が、レンタル屋さん。

ソリ、ヘルメット、手袋、ズボン、靴のレンタルをしてるよ。

チョコなんかの非常食?も売ってた。

Frognerseterenのカフェの隣の建物だよ。

 

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ソリの貸し出し料金は、ヘルメットとソリで1日150クローネ。意外と高いぞ。

 

一緒に行った子が学生だったから、節約のために、二人で1台を借りれないか聞いてみたよ。そうしたら小さいから、1台に二人乗ることはできないってさ。

 

それなら片方が滑って、片方は歩いて下ってくのはありか?って聞いたけど、それもなし。ソリのスピードが早くて、ついていけないって。

 

相当ケチるなこの客って思われただろうなww

いうてもソリでしょ?そんなに早い?って、この時の私は疑問に思っていた。

 

極め付けが、私はその日いつもの調子でハイヒール(と言っても、ピンヒールじゃなくて、ごついハイヒールね)を履いて行ったら、スタッフに「靴を借りた方が良い。それじゃあ壊れてしまう」と言われた。

 

ただ・・・靴のレンタル料が50クローネ・・・。ソリに150クローネでも高いと思ってるのに、計200クローネはな〜・・・

 

ソリだし上手いことやれば、全然大丈夫でしょ!と思ってたんだけど、25クローネにまけてくれたから借りました。

 

結論。

 

靴は借りて本当に良かった。

ソリと思ってナメてたら痛い目見るぜww

 

あれはソリじゃない・・・!

ボブスレーだ!!!

 

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スタート地点までそりを引っ張ってく友人。

ちなみに私現在29歳。彼女は21歳ぐらい。

8歳差・・・同じ20代だけど・・・うんw

 

ちなみに荷物は受付で預かってくれました。

携帯と財布は持ってたけどね。

 

レンタルショップから歩いてコースへ。

このコースへも特に道案内とかがなくて、一回迷ったw

別の人についてって無事に見つけられたけど。笑

 

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見た目は子供ww 頭脳も子供ww

 

ソリはこんな感じで、ブレードの上に、座るところがある感じ。

取っ手は紐w 乗馬みたい。

ハンドルなんてないから、右に曲がりたいときは右足を地面に置いて曲がるよ。

ぶっちゃけこの曲がり方の説明も何もないまま、「ほらよ」ってソリを渡されるだけだから、ちょっと最初焦ったよねw

土壇場で曲がり方を学びましたww

 

まあ感想から言うと・・・

思いの外デンジャラスでスリリング!!!

きゃっきゃって遊ぶソリじゃない!!!!

 

まず、普通にコースの端がたまに崖w

うっかり操作ミスったら、落ちていくやつ🙃

 

スピードが想像以上に早い。

どんどん加速していく。

両足ついてるのに止まれないwww

 

地面がなだらかじゃなくて、デコボコしてる。

つまりかなりジャンプする、

ジャンプするたびにお尻がずれる。

ずれてソリから落ちそうになる。

 

落ちたら大怪我だから何とか座り直さないと!って、必死にもぞもぞしてる間に、何でか寝そべる体制になっていてさらにスピードがアップ!止まれないww

 

友達から見たら、私は完全に

OUT OF CONTROLだったそうです😇

 

2回滑ったんだけど、2回目は楽しいより、恐怖だったw

前方に穴を見つけるも、避けたいのに避けれなくて、猛スピードで突っ込んでホップするから、痛いし落ちそうで怖いしもう必死ww

 

しかもね、止まろうとするとね雪が顔にかかって目が開けられないのw

私の画力でどこまで伝わるか分からないけど、

つまりこう言うことです↓

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両足をつくことによって舞い上がる雪により、目潰しをされて、本当に目が開けられないww

時々人々が道の途中で止まってるんだけど本当にやめてほしい。

危うく親子にぶつかりかけたからね!!

初心者に残された選択肢は少ないのよ!

 

もう頭から全身雪をかぶってびっしょり。

スプラッシュマウンテン並。笑

 

全身に降りかかった雪はもれなく椅子の上に積もり、気付けばズボンはビッショビショ。めっちゃめちゃ寒かった。

 

ソリと侮ることなかれ。

あれは・・・ウィンタースポーツ。

 

ハイヒールだめ、絶対。

普通のズボンだめ、絶対。

ちゃんと雪用の装備をしていくこと!!

 

たった2回のソリで冷え切った私は、そのまま職場へ行き働いたものの、寒すぎて風邪ひきそうでした。厨房で暖をとるほど寒かった。

 

ぶっちゃけ翌日風邪っぽい症状が出た。

倦怠感、鼻水、喉の痛み、頭痛。

いっぱい寝て、葛根湯飲んで、みかん食べて、友達に会いに行ったら治ったみたいだけど!

 

あと自分の重さを痛感したww

最近みるみる太ってしまってね。一緒に行った子が軽いもんだから、私の方が後にすべり出してるのに、いつも追い抜いちゃうんだよね。。。重い方が早く滑るじゃん??せつねー。でもまあ疾走感があって楽しかったってことで!笑

 

コースの終着点の目の前がメトロ乗り場で、そのままメトロに乗って、またFrognerseterenに戻れるから楽チン。

 

返却は25クローネ払えば、そのまま終着点にあるレンタルショップに返却することも可能だけど、戻るのも手間には感じなかったよ。荷物預けてたから、どのみち戻らなきゃいけなかったしね。

 

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みんなして、ソリ担いでメトロに乗るという不思議な光景w

現地の人たちが微笑みながら、私たちを見守っていました。笑

こうやってノルウェーを楽しんでもらえると嬉しいのかもね!

私だったら外国人が色んな日本のアクティビティを体験してくれたら嬉しいからね!それで喜んでくれたらなおさら。

 

まあ色々と文句?を並べたものの、総合的には楽しかったよ!

ハイスピードで、しかも目線が低いから、爽快感がある。2キロは思った以上に長くて、ずーっと下っていくのもなかなか楽しい。日本にはこれほど長いソリのコースはないのでは?と言うか、そもそも大人はもうソリしないか。

 

ジェットコースターみたいで、ついつい叫び声も出て、スッキリするw

貴重な経験になりました。

ノルウェーオスロでの冬のアクティビティ。

他にもたくさんの大人がトライしてたから、恥ずかしがることもない!

是非是非一度はトライしてみてね😄

お勧め!!

 

ちなみにいくなら雪が降った後がお勧め!

雪が溶けてアイスバーンになると、止まりにくいしスピードも余計出るだろうから。

 

これでクロスカントリーと、ソリは体験できたから、もう冬にも思い残すことはないかなあ!編み物もしたしねっ。着々と編み進めて、シュシュとヘアバンドが完成しました。そして若干飽きましたwww

 

あとは出来ることならいつかスバールバル諸島で、本物のしろくまを見てみたいなあ・・・。

 

 

rie - オスロ最後の和菓子イベントと、ノルウェーを出てからのこと

どうも。立て続けの投稿失礼します、rieです。

 

 

たぶん、これがわたしのオスロで書く最後の投稿になると思うので、温かい目で見て頂ければ嬉しいです。相変わらず支離滅裂な文章だけど。

 

 

 

さて、わたしがオスロにやってきて、早1年(正確には、ノルウェー入国日からの1年ははもう過ぎていて、UDIから滞在許可が下りてからの1年なので、もう1週間くらい長いわけですが)。

 

初めての海外生活に大奮闘し、心細くなったり、思わぬ手を差し伸べてもらったり、毎日ばたばたと、でも楽しく過ごすことができました。

中でも、和菓子とオスロコーヒーの相性の良さを提案出来たらいいなあってぼんやり思っていたことが、なんと最後の最後で実現しました。

 

 

しかも場所はあの(?)Fuglen Oslo にて。

 

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(この写真を撮影しに外へ出たら、全然知らないおじさんにいきなり握手を求められた。誰やねん)

 

 

 

完全に周りの協力のおかげで、実現したことです。正直イベントの運営に関してはほとんど何もしませんでした。ほんとうにありがたい限りです。

 

イベントは二部制。午前の部は少人数でゆったりと、夕方の部は日も落ちてきてリラックスした雰囲気で行うことができたと思います。

相変わらず、英語にすら自信がないのと、和菓子にまつわる話は日本語で言いたかったので、通訳をとおしてやらせていただきました。

 

 

作ったお菓子は4種類。

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大皿に載っているのは、手前がりんごの白羊羹、奥がづんだ餅。小さなプレートに載せたのは、牡丹餅、果実と木の実の求肥餅です。

 

 

ここで今更ですが、自分の和菓子づくりの中で大切にしていることを言うならば、家庭でも比較的簡単につくれるものを、伝統的な部分を損ねないよう、でも和の素材にのみこだわることなく、何でも使ってみることです。

だから、本来の和菓子の素材には頻繁に使われないりんごやドライフルーツを使用したり、一方でめっちゃ家庭的なぼた餅やづんだ餅(しかもかなりローカルな食べ物)をあえて作ったわけです。

 

更に、食べる前に(いや、食べながらでも食べた後でもいいんだけど)、和菓子それぞれの由来や小話、素材の話などを挟むことで、より興味を持ってもらえるように努めました。

 

 

またコーヒーに関しては、事前にバリスタの方に試食をして頂き、それに合うものを提案していただきました。試飲会の日、細かく説明をしてくれた後に飲んだそれぞれのコーヒーが、ぴったり和菓子の香りや味わいに合うことに、めちゃくちゃ感動しました。

当日も、北欧、特にオスロにおけるコーヒーの歴史を説明してくれたりと、きめこまやかなケアをしてくださり、大感謝です。ありがとうLudvigさん。

 

 

参加者は、やや日本人率が高くも、ノルウェー人、韓国人、中国人、中東人など、さまざまな方がいらっしゃり、和気あいあいと過ごすことができました。みんなにとってもそうであったといいな。

 

 

 

 

 

そんなわけで、いまやっとひととおりのイベントを終え、荷物もなんとなくまとまり(終わってはいない)、ようやくこれからのことに目を向け始めている、そんな状況です。

 

 

さて。ノルウェーでほぼ1年を過ごし、さまざまな知見を得たつもり(いちおうまとめはこちらの記事にまとめさせていただきました)ですが、今のところわたしがやりたいことが、なんとな~~く出てきました。

 

 

それは、自然の恵みを人の生活に取り入れること。その方法を実践し、現代人の生活にどう取り入れてもらえるかを探求すること。

 

 

その方法はなんでもいいのです。でも、いまわたしがやってみたいなって思うのは、自然の多い環境(しかし、変な話ものすごい田舎ではなくて、都心へのアクセスもそれなりにしやすい場所を検討中)に身を置き、生活する。自分で食べるもの、野菜やハーブなどは自分で栽培し、羊や鶏を飼い、卵や牛乳などは彼らの恵みをいただく。

 

そして何よりやりたいのは、糸を紡ぎ、植物の色で染めること。枝や蔓を編むこと。土や砂、石を触ること。

これらからできる工芸品、または素材そのものを、できるだけ世に広めること。

 

 

といっても、なんとわたしにはそういった経験がほぼ一切ありません。もちろん、体験やワークショップなどはあれど、専門的に学んだことなどありません。

 

 

だから、まずはそれらを知りたい。学びたい。ただ、出来れば大学とかじゃなくって、現地の生活を通して知りたい。

 

 

ということで、わたしは今度、観光ビザの範囲内で東欧諸国(流れはブルガリアルーマニアポーランドリトアニアラトビア)を旅するつもりです。

 

なんでかって、前半の2つの国に関しては、まあシェンゲンを出るためってのもありますが、東欧諸国の文化には興味があるのです。西洋的な、きらびやかで細やかな装飾もきれいだなって思いますが、もうすこし自然的なものに目を向けた形や色遣いも気になる。

メインはリトアニアなのですが、前回の旅行ですでに出会った職人さんたちの話を色々と聞く限り、日本人のわたしに対して、例えば草木染の方なら「日本の絞り染めは魅力的だ」と語ってくれたり、陶芸家の女性なら「去年、穴窯を完成させたの。日本の伝統的な窯の形よ」と目をキラキラさせてお話ししてくれました。

 

そういうのを聞いていると、ああ、日本にも素晴らしい文化がたくさんあるじゃないか、と。改めて気づかされるのです。

 

 

もちろんこの考えに至ったのはノルウェーにいる頃からなのですが、わたしが以前勤めていた和菓子屋では、和菓子のほかに自社ブランドとして器や家具(こちらはほとんど店舗のためですが)を販売しており、その製作者はすべて地方などで熟練の技をもった職人さんにお願いしていたのです。

 

しかし、形は伝統的っていうほど堅苦しくありませんでした。つまり、伝統的な部分(技法など)を残しつつ、でも現代の人々の生活に沿うもの(形、使いやすさなど)を追求した器などを提案していたのです。

更に面白いなと思ったのは、その職人さんたちの多くは、会社から依頼された商品(例えば器、箸置き、急須など)を作ったことがない。技術は確かだけれど、あくまでも伝統的な諸々を作っていたまでであって(中には仏像だけを作り続けてきた銅職人さんも!)、その方たちにいきなり器を作ってほしい、などとお願いをするのです。

 

一見すれば、なんて無茶な、と思いかねませんが、変な話、彼らの確かな技術によって最終的には息をのむ美しさの器や急須や家具が出来上がるし、今まで道だった部分を引き出すことで、職人さんの可能性や活動範囲が広がり、その分野で新たな収入を得るチャンスが出来るのです。

会社側も、そうした職人さんの商品を売ることで、より多くの人に日本の伝統技術の素晴らしさを伝えることができ、伝統文化存続活動の一環として社会に貢献することはできるでしょう。

 

 

今までもそういう活動の一員にいた身として、それは将来も出来ないことではない。むしろ、最新の技術発展を支える優秀な人たちがたくさんいる一方で、伝統文化を守り伝えるって役割も大切なんじゃないかと。

それも、自然と人との関わり、という根本的な部分を見据えた上で、いつの時代も忘れてはならないこと、というメッセージを、細々とでもいいので発信していけたらいいなあ、と思っています。

 

 

 

わたしの今までの経験上、最も多い職歴は「食」に関することでありました。が、所属していた和菓子屋はすこし変わっていましたので、大学時代、卒論で研究対象となっていた「デザイン・工芸」の部分もしっかり担っており、住の部分にも目を向けた、面白い経験をさせていただけたなあ、と思っています。

 

 

 

が、この会社にいた頃、あるとき社長との面談で、こんなことを聞きました。

「ここで衣類・繊維用品を扱う予定はありますか?」と。

 

そうしたら彼は「いや、そのつもりはない。なぜなら、衣食住の「衣」の部分に関しては、すでに素晴らしいと思える人たちが多く活動しており、自分が参入するには足りない」と答えました。

 

 

なるほど。でもわたしはせっかくだから、衣食住すべてあっての生活を提案したいんだよなあ、とうずうずしていたのを覚えています。

和菓子とコーヒーについての質問もしたことがありますが、同じような理由で(+彼の深い信念により、日本食には日本茶、と決まっていた)そこで和菓子とコーヒーの組み合わせを提案することはできませんでした。

 

 

 

ここまで書いていて、やはりヴィジョンがふわふわとしているような気もしますが、今は特に「糸を紡ぎ、染め、織る/縫う/編む」という行為に強い興味を抱いているので、まずはその勉強をすべく、一歩を進める次第です。

 

 

日本でも勉強できるけど、やっぱり高いし、それにどうせなら海外の手芸学校にも行ってみたいな。デンマークのフォルケホイスコーレ(≒ 成人教育機関)も検討中。

なぜかって、リトアニアの染物の話を聞いていて思ったのだけど、こっちではハーブとかきのことか、食べられる・かつ医療にも使用される機会の多い植物が、染物にも使用されているって、なんだか興味深いなと思ったからです。日本では、栽培しないと手に入らない種類も多いけど、あえてそれを多く使ってみたいので、海外のほうがハーブ染のチャンスを多く得られそうな気がしてね。

 

でもまずは、いちばん長く滞在する予定のリトアニアで、こあきさんも書いていたWWOOF、やってみようと考えています。ちなみにWWOOF Lithuania は今年から始まったらしく、ホストが少ないけど登録料がありませんので、ねらい目かもよ。

わたしもまだちゃんとホストに直接メールしていないので、そのへんはいつか報告できればと思います。

 

 

また今後は、こちらの個人ページで、気が向いたときなどにつらつらと発信したいと思っていますので、興味のある方は覗いていただけると幸いです。和菓子活動はしないけどね。

 

nnkrxx.tumblr.com

 

 

 

 

 

最後になりましたが、ノルウェーでの生活を支えて下さったみなさま、ブログを読んでくれたみなさま、このブログを使っていいよと言ってくれたこあきさん、本当にありがとうございました。この場をお借りして、感謝の意を伝えさせてください。

 

人生、なんでも運とタイミング。何かの拍子にノルウェーに戻ってくることがあれば、そのときはぜひお声がけくださいね。

 

 

 

 

 


カノン from "Janis Crunch & haruka nakamura - 12 & 1 SONG " (Official Video)

 

 

 

ではでは、また会える日まで。

 

 

 

rie