\... ノルウェイ北欧暮らしメモ .../

北欧暮らし。色んな人の色んな目線で。

海外で働く時の心構え

Hei hei!

 

もうすぐ入社日が来てしまうー!

3ヶ月の無職期間にとうとうサヨナラだよ。

目覚ましかけずに起きる日々・・・最高だったな(・ω・

 

レストランでの勤務・・・

料理長とうまくやってけるかなーとか、

色々怒られるのかなーまた。とか考えてたら・・・

今までの辛い思い出が芋づる式にこう

ゴロゴロと出て来たんですわ笑

 

そこで、海外で働く心構えを書いておこうかなと。

心構えとは・・・

 

罵声も文句も覚悟しなされ!

場合によっては、日本以上に精神的に辛いぞ!

 

と言う事じゃ。

 

初めて海外で働いたのは23歳の時カナダにて。

 

「日本はめっちゃ細かくて厳しいから、

 日本と比べたら海外なんて余裕っしょ〜!」

 

なーんて思っていたわけだね。

・・・アホかーーーーー!!!

 

ケース1:カナダの民宿でハウスキーパー

帰国後ホテルで働きたいと思っていたから、

カナダでは宿泊施設を中心に履歴書を配り、

現地ゲイカップルの運営する民宿で働くことに。

 

その時、私はホテルで働いた経験はあれども

ハウスキーパーはやった事がなく。

 

「・・・ま、教えてもらえるだろー!ハハッ⭐︎」

 

と思ってたけど甘かった。ここで洗礼を受けたね。

 

フランス人の兄ちゃんと入れ替わりで入るので、

その兄ちゃんが仕事を教えてくれたんだよ。

フランス語で。

 

Me: ......????

 

お互い意思疎通が全く出来ないので、

本当に手探りと見よう見まね。

案の定、ほとんど違ってたw

たった1日で引き継ぎは終了し、

なんの自信もないまま掃除を始める私。

 

細かい性格が災いして、1部屋に半日かける私。

 

オーナーに呼び出され

「ホテルで働いていたんでしょ?

 全然ダメだ。こんなんじゃ終わらないよ」

と、お小言を食らう。

 

Me: ソーリー(小心者だからすぐ謝る)

 

まさかの展開だったね。

そしてオーナーから掃除の仕方を教えてもらい、

3階建の民宿で上から下まで6部屋、

シーツ替えから何から全部一人でやってやったわよ。

 

(途中でスピードが遅すぎて、一人増やされたけどw

オーナーの迷言「こあきは小さいから、シーツたためないでしょ?」)

 

他にも週4だった仕事が週3に減らされて、

メールで抗議しても無駄だったから直接抗議しに行ったの。

そしたら「嫌なら辞めればいい。止めない」と言われ・・・

泣きながら履歴書を印刷して、いろんなホテルに配っては断られ、

結局もう一度民宿に抗議して週4にしてもらったというエピソードも。

 

仕事を選べない弱者は辛い。

それも語学力さえあれば解決したのにね。

 

 

 

ケース2:ノルウェーのラーメン屋でウェイトレス。

前半はほとんど悪夢でしたわw

カナダのこともすっかり忘れて

「海外だしのんびり仕事しよ〜⭐︎」なんて思ってたら、

ラーメン屋の店長めっちゃ細かかった。

 

食に対する情熱がすごすぎて、

お客さんに食を楽しんでもらいたくて

BGMはかけないし、フロアの事よく見てる。

(たまに現場のこと知らずに文句言われて腹たったけどw)

 

本当に連日1日中満席でめっちゃ忙しいのよ。

そんで手が回らないでいると見透かされて

店長に呼び出されて怒られます。

英語なので超ストレートです。ウッ。(思い出し凹み)

同僚は「Disgusting!」とまで言われたらしい。グッ・・・!

 

以上のことで分かるように、

海外だからのんびり働けるなんて勘違いしちゃ駄目だよ。

 

他にもリーダーに「何バカなことしてんだ」って

you are silly!?と怒鳴られたこともあるからな。

くそう・・・!すごく気の小さい人だったので、

忙しくなるとすぐキレる。

 

・・・私が不運だっただけなのかな?

 

でも英語ってすごく直球だから、日本人にしてみたら、

「そんな言い方しなくても!」って事はよくあると思うよ。

 

そして英語力が曖昧だと、聞き間違いによるミスも増えるから注意。

アレルギーが通じなくて「何言ってんだ!?」と若干キレられ

お客さんのリクエストもうまく伝えられず、はあ?と言われたりもする。

 

・・・いや、ほんと、よく頑張ったよワイ。涙

 

 

まとめ

まあ大きく分けて以上、2箇所での経験をもとにまとめると。

 

求められるのは丁寧さよりスピードだ!

 

丁寧さ細かさよりもスピードが重視されていると思う。

 

なぜなら・・・

従業員の数が少ないから!

 

一人の仕事量が多いから、要点を押さえて

どんどんやってかなきゃならんのじゃ。

 

特にノルウェーのカフェはもろにそんな感じ。

人気店なのに朝の混む時間帯だろうがスタッフは一人。

ノルウェーのカフェってテーブル席が少ないからね。

もちろん女子会できるような長居できるとこもあるけど、

有名なコーヒーショップにはカウンター席しかなくて

多くて10人ぐらいしか座れない感じだった。

 

だから基本的にはコーヒーを入れるだけでいいから、

そんなにスタッフを置いてないのだね。

 

特に北欧は生産性がめっちゃ高い。

無駄が少ない。

それが生活にも表れている。

 

だから、あれやっていいかな?とか迷わずに素早く動くこと!

 

仕事を探すのも大変だけど、

その仕事を続けるのも結構大変なんだという話。

特に語学力が足りなくて、誰でも出来る仕事ならなおさら。

 

仕事は1から10まで教えてもらえないからそのつもりで!

基本的なところは教えてくれるけど、

でもあとはその業種ごとのパターンてのがあるからね。

 

ハウスキーパーにしてもウェイトレスにしても

設備やメニューが違うだけで、やることは一緒でしょ。

だからまずこれして、次にあれして、それから・・・なんて

日本のようにマンツーマンでついて教えてくれません!!

よくても1回見せられて「こんな感じ!」ってところが

多いんじゃないかな?

 

オスロで研修したところは、3日間つきっきりで教えてくれたけど

 メニューとか多すぎて3日でも足りない)

 

だから日本以上に働くの・・・大変だよ!!

 

ただ、慣れちゃえば超楽しいよ!!!

残業もないし、お客さん文句言わずに待ってくれるから。

クレームも全然ないし。

時給高いから稼げるし。

良いレストランなら、チップもいっぱい稼げると思うよ!

 

 

こんなとこかな。

 

最後に・・・実は在ノルの友人と、

ワーホリ行きたい人・移住したい人たちの

サポートをするサービスを始めるかもしれません・・・!

完全に未定ですが!

もし本格的に話が進んだときは、改めてお知らせします。

 

では!

 

Ha det bra!!!