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北欧暮らし。色んな人の色んな目線で。

ワーホリのその後、30歳無職の就活!

 

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Hei hei!

日本はもうすっかり暖かくなりましたね。

 

私はと言いますと、最近は少しだけ忙しい日々を過ごしています。

というのも、就職が決まり、引越しが確定したからです。

 

ここで2回目のワーホリ後の事を少し話してみようかなと思います。

・・・なーーんて、改まるほど特別なことは全然ないんだけどさw

 

 

まずざっとおさらい。

2017年6月末から2018年6月末までノルウェー滞在

その後2018年10月末までヨーロッパを周遊

(※ヨーロッパに観光で滞在できるのはシェンゲン協定により3ヶ月だけ。ただ私はノルウェーの滞在ビザが2017年7月末まであったので、そのぶん長く滞在できました)

そして12月中旬までアジアを周遊

 

ノルウェーに行く前はホステルで働いていて、当時参加したイベントをきっかけに、帰国後に何をしたいかは漠然と決まっていました。

それでもノルウェーで色々あるだろうから、あくまでも帰国後の就職候補として考えていました。決め付けていたら、何か機会があった時に、動けませんのでね。

まあ結果、日本にこうして戻ってきたんですけどね!

 

 

何故ノルウェーに行ったのか?

最初の理由は、30歳になる前にもう一度海外に住みたかったからです。

カナダから帰国した時はもう海外は行かないと思っていたのですが、仕事がしんどいな〜でも辞めてどうしようかな〜?ワーホリビザがまだ取れるなら、取れるうちに行っておかないと後悔するよな〜。と思って、ノルウェー滞在を決めました。

 

のちのち、環境保護先進国としてどんな取り組みをしているのか、市民の生活にどう根付いているのかなど、日本との違いを探るという目的ができました。

 

 

ノルウェーにした理由は?

単純にワーホリ協定を結んでいる国の中で、まだ行ったことがなくて、面白そうな国。と考えた時に、ノルウェーしか残っていませんでした。ノルウェー雄大な自然に惹かれたことと、環境保護先進国と言われていたので、ぴったりだと思ったのです。

(今にして思えば、デンマークでも良かったかなと思います。お洒落で可愛いもの好きな人には、デンマークがおすすめです。ノルウェーは自然とアウトドアアクティビティが好きな人に、おすすめですね)

 

さて。ノルウェー滞在中の事は沢山書いてきたので、その後の事を。

 

私は怠け者なので、春に就職するよ〜なんて言っていました。最悪ですね。すねをかじる気満々です。しかし今、帰国後2ヶ月なのですが、貯金が5万円を切りました。引き落としが待ってるので、もうカードは使えません。やばいです。

 

30歳の記念すべき誕生日も無職で迎えました。全く予想していなかった未来です。笑 特に祝うこともなく、、、去年の誕生日はいろんな人が祝ってくれて嬉しかったなああ;ω; 

 

就活はもう少し遅く始めるつもりでしたが、1月末に始めました!まだ就職先のリサーチ中でしたが、第一候補の会社が合同説明会を行う事がわかり、そこで一気に採用者が決まると、私のポストがないと気づいたからです。焦りました。第一候補の会社でしたし、友人たちからも色々と背中を押してもらって、就職活動を始めました。

 

 

帰国後の就職活動

さて、ワーホリから帰ってきた後の就職が難しかったのか気になる方もいるでしょう。結果を申しげますと・・・採用決定!でも危なかった!

 

私は京セラとか日立とかそういう大手企業は受けませんでした。外資系も受けていません。ワーホリから帰ると英語を使うため、外資系に入る人が多いのではないかなと思います。そこは参考にならず、すみません。(ただ周囲にいる外資系に勤める友人の話を聞いていると、結構辛そうです。というのも、そういうところには帰国子女とか、ワーホリで英語をかじっただけの人よりも話せる人がごまんといるのです。)

 

私が受けたのは、建築デザインの会社です!そこはホテルの運営もやっているので、私の経歴を生かし、ホテル運営スタッフとして申し込みました。簡単にいうと、私は5年のホテル勤務経験があります。そして英語が話せ、TOEIC810点という資格?というか証明ができます。でも接客スキル、英語力はノルウェー渡航前に持っていたスキルです。これだけでは、ノルウェーに行っていた事が遊びで終わってしまいます。

 

 

ノルウェーで何を得たかを表現できなければ、30歳で希望通りの会社に入るのは難しいです。身をもって知りました。ここであえて、”説明”ではなく、”表現”という言葉を使いました。何も言葉だけじゃなくていいと思うんです。

 

 

ノルウェーでしていた事は?

では、何をして何を得たのか伝えるために、まずはノルウェーでした事を書き出してみます。

 

・ラーメン屋でウェイトレス 半年

・掃除のバイト 2ヶ月

・日本人ツアーのヘルプ 3回くらい

・ファームステイ 約2ヶ月

・旅行

・1日ポップアップカフェオープン

・語学学校 半年

・ボランティア 2回

 

これらの経験を通して新たに得たスキルはありません!笑 ノルウェー語は初級程度。バイトで何かしらの実績をあげたわけでもない。

 

ぱっと考えただけでは、ノルウェーで得た事で就職に生かせるような答えは出てきません。でもたしかに経験値は上がっていて、成長はしているのです。

 

そのふわっとした抽象的な気持ちは誰でも持っています。それを言語化するんです!

 

 

私がノルウェーで得たこととは?

1つ目は目標が具体的になったことです。ノルウェーの有名建築事務所、snohetta(本当はoじゃないんですけど、キーボードでノルウェー語打つのが大変面倒なのでこのままいきます)が、世界初のエコホテルを建てると発表しました。太陽光発電により従来のホテルよりも85%電力を削減、足場を木組みにすることで、地球表面のフットプリントも最小限に。そして見た目は、鱈干しに使う木組みから着想を得た、斬新であり360度景色を眺められるというホテルです。

 

私はこれを見たときに感動しました。ノルウェーは建築を通した環境保護や保護活動喚起が上手だと思います。このホテルは環境保護先進国ノルウェーというモダンな一面と、漁業国家ノルウェーという昔ながらの一面を融合させています。とてもノルウェーらしい、ノルウェーを代弁するホテルだと思います。

 

日本でこんなホテルを作れたら、観光客だけでなく、視察やインターン生を海外から沢山呼べて、さらに日本のことを知ってもらえるだろう。それだけじゃなく、日本の人々が海外に胸を張って発信できることが、誇りに繋がるだろうと思っています。

 

海外に住むと、日本の問題がよく見えるようになります。そういうのを知ると、日本が情けなくなるんです。一人一人が頑張っていても、一部の日本を動かしている人々が、色々世界とは真逆の行動をする。農業の種子問題とか、農薬問題とか、セクハラ問題とか、差別問題とか。

 

観光するにはとても良い国だねと言われます。でも、住むには向かない国だと思われています。色々な問題を指摘されるたびに恥ずかしくなります。特にセクハラ問題。お前は一番ダメだ。滅びろ。

 

だから日本の企業や個人が、世界に日本の素晴らしい取り組みを発信する必要があります。そして今回受けた会社は、日本の未来と環境に良い事業をたくさん行なっているので、それを海外に発信したいと強く思いました。これがまず一つ目です。

 

余談。

ちなみに、今私ははやぶさ2の動向を追っています。宇宙の話が好きで、川口さんの著書「はやぶさ」を最近読んだからです。当時は名前だけ知っていましたが、そんなに関心はありませんでした。でも改めて本を読んでみたら、最高でした。

 

はやぶさは、世界初と言われる偉業をいくつも成し遂げていました。小惑星からのサンプル採取だけでなく、小惑星とのランデブーや、イオンエンジンの長期稼動実証、サンプルの回収などなど。NASAでもやったことのないことをいくつもやったんです。そして、その実績をもとに「はやぶさ2」が生まれました。はやぶさ2も、世界初の試みがいくつかあるようです。

 

川口さんは著書の中で、アメリカは遠い背中だと諦めずに、日本にも出来るんだということを、はやぶさを通して伝えたいと書いていました。日本人に誇りを持って欲しいと私も思います。それは日本人だからという変なプライドではなくて、はやぶさのような人類の未来に繋げる誇りです。

 

2つ目は、情報発信力です。

人気ブロガーには到底及びませんし、正直書いてきた記事はどれも日記なので、情報発信している記事はそんなに多くありません笑

 

でもおかげさまで、なんと「ノルウェー ワーホリ」で検索をしたときに、このブログはgoogleで2番目に出てるのです。本当にありがとうございます。いろんな企業のウェブサイトを抑えて、2位!ニッチな分野ではありますが、それでも嬉しいです。そして発信力の証明として伝える事ができるので、とてもありがたいです。

 

3つ目は、各国の事情を見てきたことです。

こんなことが?と思うかもしれません。でも日本にいながらにして、海外では「豆腐」が人気であることを知っていますか?どれだけ世界にベジタリアンやビーガンが増えているか知っていますか?

 

海外からお客さんを呼びたいなら、彼らが何を好むか、どんな生活スタイルなのかを知ることはとても重要だと思います。例えば海外の人々が日本人を呼び込みたいなら、「清潔さ」を常に心がけるべきだと思います。各国の人によって、絶対に譲れないポイントというのはあります。

 

そういう体験をもとに、海外の人々に受けそうなものを考え出して、集客に繋げることができます。

 

 

・・・などなど。

どれも抽象的かもしれません。でも大事な事は、自分の経験したことを、こうやって使って、御社の利益創出に貢献できますよ!と伝える事です。

 

どんな体験でも考えて考えて、それを言語化できれば、それは他の人にはない強みとなります。私の場合は、ノルウェー渡航前に「環境保護がしたい」「この会社のこの部署で働きたい」と思っていたから、ある程度行動にも一貫性が出てたんでしょうね。考えるのはかーなーりしんどかったのですが、言語化できなければ、それは伝わりません。特に面接なんて30分前後の短い時間で「私の経歴と態度からわかるでしょ」なんてのは、通用しません。ノルウェー渡航前の私ですw

 

また、言語化するのは自分のためでもあります。

私はこうして言語化したおかげで、自分がどんなことができるのか、どんなことがしたいのかを、より深く考えることができました。話し方にも説得力が出たと思います。何より自信になります。「なんとなく成長はしたと思う」と思ってはいましたが、どこがどうと言われると「うーん、わかんない⭐︎」で終わってました笑 だから自分でもここがこうなったと分かる事で、それが素直に自信になったんですね。

 

実は常設神社の起源も可視化だとされています(もちろん諸説あり笑)ご先祖様や神様の力なんて目に見えないものを信じ続けるのは難しいものです。その存在を証明するものがないんですから。そこで時の権力者、大和朝廷が自分たちは神の子孫であり、その力を可視化するために神社を作って、民衆に「信仰の拠り所」みたいなものを作ったんですね。

 

私は神社が大好きなのでよく行くのですが、ああやって仰々しく建てられ飾られた社を見ると、「ここに神様がいるんだな」って思いやすいのです。

 

 

さて、ここまでの分析を面接前に済ませました。自分をプレゼンするための資料も作りました。初めてのプレゼン作りです。これを作ってすぐに友人や父に見せて、ダメ出しをもとに、結構作り直しました。

 

・・・詰めが甘い私は、このプレゼン作りに満足し、プレゼンの発表の練習をほとんどしませんでしたw 結果、面接の場でパニクって30分以上一人でベラベラと喋りました。これは悪い例ですw ちゃんと準備をしていきましょう。話しすぎちゃダメですw 私は思想や構想が広がりすぎて、あれもこれも話したくなっちゃったんですけど、ダメですって後で友人にダメ出しされました笑

 

そこで2次面接では、しっかり準備していきました。この準備というのは、まずネットで「中途採用 面接 質問」で出てきた質問に対する答えをしっかり考えました。それから、ノルウェーに行ってから、なぜその会社で働きたくなったかの流れも簡潔に説明できるように考えました。どんな質問が来ても、自分の行動のきっかけや結果、大事な部分を掴めていれば、ある程度の質問には対応できると友人にアドバイスしてもらったからです。

 

こうして無事に内定を頂いたわけです。

 

ここまできて思うのは自己分析が要ということですね。そしてそれを会社の方針やニーズに合わせて、言い方をどんどん応用して行くこと。

 

ワーホリ後だろうと前だろうと、やる事は変わっていないんです。ただワーホリ後、しかも30歳となると、提案できる自己スキルが多くて、かつ質も良くなければダメなんだと思います。あとは実績。残念ながら私は実績がないので不安でした。

 

それから私の場合は、友人のおかげでもあります。そこに勤める友人が沢山いたので、反則かな・・・なんて思いつつも、沢山の方に協力していただきました!プレゼンのチェックであったり、面接の対策であったり。こんなに偉そうなこと書いておきながら、漏れなく全員にかなり心配されていたそうです笑 1次面接が酷かったものでw

 

けれど、この人脈は、ノルウェーでは一番重要視されています。なので、これも実力のうちということで笑

 

 

ノルウェーでの最大の財産は、沢山の人と出会ったこと。

これは面接では言えません。ふーん、で終わります。でも、ノルウェーで得たことの最大の財産は絶対これです。

 

私は、沢山の人に出会って、沢山話したからこそ、ここまで色々な事を考えて考えて、それを言葉にする事ができたのです。言葉は思考の上澄みです。

 

ノルウェーに行く前の私は、ちゃらんぽらんでした。仕事は一生懸命していましたし、楽しくやっていましたが、この仕事を通して社会に貢献したいとか将来のキャリアプランなんてものは考えていませんでした。いつも考えていたことは「自然環境保護がしたい。でもどうやったらいいんだろう〜」ぐらいでした。それも日々の飲み会に追われ、そんなに深く考えたことはありませんでした笑

 

けれどノルウェーに行って、日本や世界のこと、未来を考える人々の話を聞いていると、次第に感化されてくるんですね。そして自然環境を守りたいという仲間にも、不思議と沢山会う事ができて、さらに思いが高まりました。

 

ノルウェーでの就活では、まずフォーマットが違うので苦労しました。肩書きが通用しません。自分の長所を考え抜く必要がありました。それを会社のニーズに沿わせるというのは、当時ノルウェーで知り合った人に教えてもらいました。

 

そうやって人に出会う事で、自分なりの思想を持つようになりました。人と会ったら、聞いてるだけでなく、話すこともありますから。人に「うーん、私はこう思う〜」と言っているうちに、だんだんとそれが、まとまってくるんですね。

 

そして、日本で就職するにあたって考え抜いた結果、「ホテルや建物を通して、未来に豊かな自然社会を残したい」と自分のこれからの生き様が決まりました。ノルウェーのようなエコホテルはもちろん日本じゃ作れません。日本らしい日本を代表するホテルを作りたい。ホテルだけじゃなく、子供達が自然を遊びながら学ぶ「エコステーション」も作りたいです。なぜなら未来で暮らし、その先の未来を紡ぐのは子供達です。

 

今までの経験が全て合わさった結果が今だと強く思います。

 

特にまさかホテルにずっと関わって行くとは思っていなかったので、少し驚いてます笑 20歳の時はずっとトリマーとして働くと思ってましたから。ひょんなことからホテルで働く機会をいただいて、その頃から丸10年。なるべくして、なったような気がします。

 

 

まとめ

さて、どうでしょうか。

帰国して2ヶ月。私のその後を伝えながら、ワーホリの経験を就活にどう生かしたかを書いてみました。

 

繰り返しになりますが、どんな経験も考え方次第で強みになります。そしてどんな強みも言い方次第です。相手が大企業だろうと、中小企業だろうと、やることは同じです。

 

自己分析して、相手のニーズにマッチさせる。

そして、話し方の練習もお忘れなくw

 

ここまで偉そうな感じで書いてきましたが、本当に友人の助けがなかったら、私落ちてたと思いますwえへへw

 

正直、渡航前にすでに働きたい会社ややりたい事がみえていたので、このタイミングでノルウェーに行くのは勿体無いのではと、かなり悩みました。でも大海で見えるものもあるはずだと、行くことしたわけですが・・・想像以上の大収穫となって終わり、本当に行ってよかったと思っています。

 

皆様も頼れる人は全員頼って!笑

新しい道を進んでください!

応援しています!

そして、私の事も応援よろしくお願いします!笑

 

Tusen takk til vennene min i Norge!!!!

Vi ses snart :)