北の国værøyから。
ハイハイ。
二回連続投稿です。
無事にlofotenに着きましたぞい!
今回lofotenに来る事になった経緯は、友達の彼氏の友達がværøyに住んでて、泊まるところを工面できるかもという話があったから。
大喜びで話を進めたら、私が泊まる家は、友達の彼氏の友達の友達の家だということが判明。もはや他人笑
しかもその人は60歳のおじちゃんで一人暮らしだというじゃありませんか。
……よぎる不安。
60歳のおじちゃんと、2人暮らし。
全く知らないおじちゃんと。
売られたりして。
襲われたりして。
とか色々考えたけど、友達の友達の友達だし…værøyは平和な島そうだし…FB見たけどイイネもそこそこあるし、やばい人ではなさそうということで(そして宿泊費が無料)、意を決して来てみたわけです。
もうねーフェリーに乗った時に、途端にホームシックに。
オスロで平和な日々を送ってたのに、何で私は今たったひとりで、友人のいない島での、おじさんとの暮らしに向かっているのかと。
みんなに会いたいーと、ものすごく不安になりましたよ。変な事件になったらネットで顔が公表されて叩かれるんだ!帰りたい!と思いながらも、船は進む。
3月末だっちゅーのに雪。
しかも乗ってるフェリーがちゃんとværøyに行くのかも分からず不安。
でも海の上で見る雪もまた乙。
綺麗だったよ。
しかも日が差してるっていう。
ちなみにフェリーは45分前までに搭乗してって書いてあったけど、30分前でも乗れたよ!
イースター休みの旅行なのか、家族連れが目立ったけど、それでも人は少なめ。
約5時間の船旅の末、værøyに到着!!
友人の友人が車で迎えに来てくれました。
なんっっって優しい。
今、værøyは鱈漁の真っ最中!
人の数より鱈の数の方が多い!
なにせ人口はwikiだと700人。
おじちゃんいわく、1000人いかないぐらい。
海岸沿いに綺麗に組まれた木の上で干される鱈たち。
ああ…歴史を感じる。
ノルウェーいち美味しい鱈は、ここでとられてるんだって!日本人が来て、品質をチェックしてから、日本に輸出されるらしい。
ドキドキしながら家に行くと、おじちゃんが2人。ディナー食べるか?って聞かれて、お腹空いてたしご一緒させてもらうことに。
いやーおじちゃん料理が上手でね!
旬の鱈のソテーを頂きましたー!!
あとポテトのグリルやらサラダやら。
めっっっちゃ美味しかった!
つい先日二日酔いに悩まされたのに、ビールも2本ほどいただいちゃった。
ちょうど今日から、おじちゃん(ヘルゲさん)の旧友のフローデさんも泊まりに来ていて3人暮らし。
私の当初の心配をよそに23時まで話したり飲んだり、楽しみました。いやーまさかこんな出会いがあるとはね!
仮にどっちかなら襲われても、どっちかが止めてくれるでしょう!w
うそ!全然そんな心配なさそう!
ヘルゲさんは代々漁師の家系で、今は引退して、何やら執筆活動中らしい。
フローデさんは元教師で今はジャーナリスト。中東の報道の自由の確立のためにお仕事をしているらしい。
そんな2人は30年来の仲。楽しそうに話す姿を見て、安心した。
何より2人とも英語が上手でね〜。助かります。ヘルゲさんのノルウェー語、北訛りで全然わかんない!w
英語でも何言ってるか分からないけどww
部屋はね〜とっても古い。昔ながらの家って感じ。まさかの部屋の電気がつかなくて、真っ暗っすww バスルームにも電気ついてなくて、ロウソクですww キッチンとリビングは綺麗なんだけどね!WiFiも届かなくて焦って、プリペイドカードチャージした笑
でも屋根と布団があるだけで十分っす。
こんな見ず知らずの他人を無料で泊めてくれて、ご飯まで出してくれる…なんて優しいのか!
簡単に信じすぎないよーにと、母によく釘を刺されるんだけど、ヘルゲさんとフローデさんは大丈夫そう!
フローデさんは明日朝から漁に出るみたい。とれたての鱈料理をご馳走してくれるとの事なので、今から楽しみっす!
だけど貰うばっかりでめっちゃ申し訳ない!かといって、あの料理には敵わない…!
しかも木曜には私の友達も一緒に泊まりに来るし…私図々しすぎたかなあ😂💦 なにかお礼がしたいなー。やっぱり料理かなあ。
そんなわけで、ホームシックもケロッと忘れて、ロフォーテンを満喫できそうです!
1番の目的のオーロラは見えないと思うって言われちゃったけど…天気も明日から悪いけど…まあのんびり過ごしますわ!