私からみたオスロ
Hei :)
オスロ生活も残り1週間をきりました!
思い残すことのないように行ったことない場所に行こう!と意気込むものの、めっっちゃ低血圧で朝弱いから、結局起きれなくて全然行けんかったw
私の起床時間は11時です。
目が覚めるのは10時だけど、それからベッドで寝転がりながら本読んだりインスタ見たり・・・。すっかりそれが私の生活習慣みたいになってる。すっかりフクロウ型〜。
そんなわけで今日も10時に目が覚め・・・
めちゃめちゃ天気が良く・・・太陽の日差しが暖かいという久しぶりの感覚。
Long time no see, the sun... I missed you.
こんな日は散歩に行かねば!
起きてからおやつのスコーンを作り、バスを乗り継いで
大好きなsognsvannに最後に行ってきたよ!
ちょっと手前のバスストップで下車。
ここは前住んでた家の最寄駅、Havnabakken。
ここからの夜景が一番大好き。
ここでちょっぴり生焼けのスコーンをかじり・・・
一休みしたらSognsvanに向け歩き出し。
・・・ところで私ビタミン足りてないのか、昼間でも眠い。
1日9時間寝てるにも関わらず眠い。
睡眠の質が悪いわけでもないと思う。
9時間も寝てるのに、毎日ベッドに入ると、気を失ったように寝てるんだよね。
バスでも地下鉄でも爆睡してる。疲れか???
それにしても今日は本当に天気が良くて、太陽が眩しかったよ!
夏が来るな〜〜〜〜なんて思いながら、
歩き慣れた道を30分ほど歩く。。。
雪に覆われたSognsvann!!!
最近天気良いし、雪もガンガン溶けてるっていうのに
凍った湖の上を歩いたりスキーする人の多さよ。
命知らずか。
この下には湖があるなんて信じられないよね!
それでも気温は一番低くて−15度、それも2〜3日ぐらいしかなかったような?
思ったほど寒くないのに湖が凍るのは、やっぱり湿度が低いから?
Sognsvann周辺にはスキーレーンが沢山あって、家族連れが多かったよ!
2歳に満たないような子達がスキーを履いて、坂道を下って、転んでは笑ってる。
タフだな〜〜〜〜私は転んだら怖くて嫌になるぞ。
スキーするために湖に行く人は稀で、駅周辺をコートで歩いている自分が少し浮いてるように感じた。笑
それから国立美術館にも行ってきたよ〜。
木曜日の無料の日に!
これはJohan Christian Dahlというノルウェー人の絵画。
この美術館の中では、この人の絵が一番多いと思う。
Wikiによると、ノルウェーで最初の凄腕のロマン派画家であり、ノルウェーの風景画の父とも呼ばれている人なんだって。
私は断然印象派が好きで、ロマン派はむしろ苦手っていう意識すらある。
なんか・・・タロットみたいで。私は小さい時にタロットカードを欲しくて買ってもらったものの、開くと毎回気持ち悪くなっていて、子供心に取り憑かれると感じてから、タロットに似てるロマン派が苦手なのだ。と、思う。
だけどヨハンさんの絵画は風景画が多いから、塗り方はロマン派でも、綺麗だな〜と魅入っちゃうんだよね。特にこの人は月が好きなのか、月が輝いてる絵が多かった。でも満月じゃないの。満月だけど雲に隠れていて、そこから漏れ出す光の描き方が素敵。
本当に光ってるように見える。
私は月が好きでよく実家のベランダから眺めてたんだけど、その感じとそっくり!
すごいや〜〜時々デッサン練習してみるけど、ものを観察するって本当に難しくてねえ・・・絵の上手い人たちの見える世界はどうなってるのやら。私にはどこが影で〜とかまだまだ難しいです。
それから散策している時に、Torggataという道沿いにあるNorli(本屋)が閉店セールをしているのを発見!!
ノルディックもしくはスカンジナビア柄の編み物の本が欲しくて。
Norliはチェーン店だから、新しい本は恐らく移動させたと思うけど、それでも結構いろんな本が置いてあった。小説から実用書や絵本まで。
お目当の編み物の本も少しあった!
でもどれも、今ひとつ惜しいんだよね〜〜〜〜
最初に手に取ったやつは、ノルディック柄は沢山あるんだけど、実用しづらかったり可愛くないデザイン。
次に手に取ったやつは、ノルディック柄は全然ないんだけど、可愛いデザイン。
悩む〜〜〜〜〜悩むけど、バイトの時間が迫ってたし、ここで見逃したらもう2度とセールに出会えないかもしれない〜〜〜〜
どっちだ!
ノルディックを取るか、可愛いを取るか!!!
時間がない、急げ!決断するんだ!!!
と、一人ジャックバウワー風に葛藤を繰り返し、可愛いを選びましたw
Lun strikk.
薄いニット。
本当かはわからないけど、この本、元々は369クローネ。
日本円にして4800円😇
それがなんと99クローネ、1300円に!
お買い得ぅ〜♬
ちなみにこの本を選んだ最大の決め手はこちら・・・
ちらほらイケメンが載っている。
この本、赤ちゃん・子供・女性・男性とデザイン別に載っており、男性用ニットを着こなすモデル人がイケメン。
アナ雪に出てくるクリストフェルに似た青年もいたよ。
それだけで買う価値があった。私には。
目の保養・・・w
閉店セールは23日ぐらいまでやってるっぽいので、よければ行ってみてね〜。
さて、ところで、私からみたオスロですが。
オスロはやっぱり都会だと思うよ〜
規模とかの話じゃなく、人々の生活が。
ノルウェーは自然に恵まれた国。
・・・とはいえ天候的には野菜が育たないから、そう意味では日本の方が、より恵まれている気もするんだけど!
首都であるオスロの周辺にも森や山が沢山ある。
自然に囲まれて、自然と隣り合わせで生きている。
・・・んだけど〜〜〜〜、どちらかと言うとオスロは、自然と共に生きていると言うより、自然の中でアクティビティをするのが上手って言う印象!!
自然が暮らしの一部じゃないと言うか。
自然は自然、人は人。自然というフィールドの中で、自分の遊びをする感じ。
生活の中にはあまり取り込まれてないような・・・?
例えばハーブとか、アロマとか、自然を使った染物とか、工芸品とか、あまりみない。。。。ウール製品ならいっぱいあるね!
むしろ日本の方が、自然が上手に暮らしに溶け込んでる気がしないでもない。
多分気候のせいだと思う。
日本は温暖だから、食物に本当に恵まれてると思う。
山菜だったり、魚だったり、薬草も沢山ある。よもぎとかつくしとか。
木の実も沢山ある。花だって沢山咲いてるし、ニホンミツバチもいる。
日本は意外と良いもの沢山持ってる。
ただ海外の珍しいものに目がいって、あるものを忘れちゃったのかも。
日本の花を使って、アロマとかハーブティを作ってみたいなあ〜
アロマだけなら、なんとな〜〜〜〜〜〜く知識がある。
かつてトリマーをしていた時に、犬をリラックスさせるためのアロママッサージ講座に通ったからね!
唯一覚えている事といえば・・・
ラベンダーと・・・ゼラニウム??あれ??ゼラニウムだったか?
まあとにかくどっちも同じ鎮静効果があるんだけど、ラベンダーは落ち込んでいる時に嗅ぐと、どんどん鎮静効果で気分が沈んでいってしまうから、元気を出しながらリラックスしたい時はゼラニウムが良い!って事。
同じ鎮静効果でもベクトルが違うんだな〜〜〜って思った。
・・・曖昧すぎて、覚えてるって言えるレベルじゃなかったねw
しかも確か講義中に化学式が出てきた気がする〜〜〜〜
エタノールの化学式とか・・・
水兵リーベ僕の船は覚えてるけど、化学記号はちっとも覚えてない!
あと、ノルウェー人の人々の性格に関しても、自然は自然・人は人といった風に、人は人・自分は自分ていう感じ。
だから生粋のノルウェー人の友達を作るのは、結構大変かもしれない。日本に多少なりとも興味のある人でないと、「この人とまた遊びたい!」とは、どうやら思わないらしい。
何せ彼らにとってノルウェーはホームで、わざわざ新しい友人を見つけなくても、もう自分の世界ができていて満たされているから。
そしてシャイだから。優しいんだけどシャイなの。だからノルウェー人を見つけたら、自分から遊びに誘っていかないと。相手から誘ってくれるのを待っていても何も起こらないかもね。
私は日本人コミュニティ以外で出来たノルウェー人の友達は一人もいないよw あっ、バイト先に一人いたな!でもその人以外は友達できなかったな〜〜〜。
でもオスロの何が良いかって、日本人同士の刺激が多い!
まず小さい国だから、大使館との距離が近い。
これはモントリオールではありえなかった事だと思う。
年始には正月行事が大使館主催のもと行われて、在留届を出している人は漏れなく呼ばれるし、日諾協会っていう非営利団体が主催するイベントもよくあって、それはビジネス寄りのイベントもあるから、勉強になるし異業種交流会な面もあると思う。
サブジャパンっていう非営利団体もあって、こちらはもっと気軽にアクティビティやイベントを通して友達を作ろうというもの。困った時の相談相手ナンバーワン!笑
FBページがあるから何か聞きたいことがあったら書き込むと、たくさんの人が色々と親身になって教えてくれるよ!みんなが苦労して切り開いて来た道だから、ちゃんとリスペクトと感謝の気持ちを持って質問してね!
正直、やばすぎる!っていう問題を抱えた人を数人見たけど、周囲の人々の支えで解決できずに大問題になったって人は見ていない。問題の耐えない暮らしだけど、頼れる人がこんなに多いのは珍しいと思うよ。
語学を勉強しにきたので日本語は話したくありません!て人には、かなり難しい国だと思うけどね。
外国人も沢山いるから、学校でもどこでも行けば友達は出来ると思う。
でもトラブルが発生した時に、解決する力があるのは、間違いなく現地生活の長い日本人。情報を沢山持ってるのも日本人。
大体私が出会った外国人の友達は、学生か結婚してこっちにきた人たちで、ノルウェー暮らし歴が短い。そんでもってワーホリの人たちとの決定的な違いは直面する問題の内容。
ノルウェー人の友達作りたいなら、ティンダーが1番手っ取り早いかもねww
あとはポップアップショップ。
4ヶ月に1回開かれる、誰でも飲食店を開ける日。
あれは良い。面白い。本当に売るのはなんでもいいの!
おにぎりでもコーヒーでも食べ物ならなんでも。
場所もどこでもいい。自宅でも公園でも路上でも。
結論、
オスロは・・・
色んな事に挑戦できる街。
自分で生きていく力をつける街。
人や自然と関わり合いながらも、人生の中心に自分がいる街。
パーソナルスペースがきっちりしている街。
コーヒーの街。
時々人の優しさに触れる街。
地下鉄で寝てても財布が盗まれない街。
面白い人で溢れている街。
シャイだから自分が大胆にならないと何も始まらない。
人は冷たくはない。総じてみんな親切で優しいけど、日本人にそっくりな初対面苦手感、表の顔感がある。
オスロでの一番よかったことは、色んな人に会えたことだな〜良くも悪くもw そして自分の未来の方向性が、色んな人を見たり、話すことで固まって来たこと。29歳にしてやっとやりたいことが明確化して来たのは遅い気がしないでもないけどw
色々ふら〜っふら〜っとして来たけど、だんだんそのブレ幅が狭まっていって、そのうち一本になる気がするなーと、つい先日友達と話してて思ったよ。
ありがとうオスロ。
ほとんどなんの目的もなくやって来たけど、
ノルウェーに来たことは無駄じゃなかったよ。