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rie - 何かと物価の高いノルウェーで、現地人が実践する節約?術

どうも。rieです。

 

昨日は節分。ということで今日は立春。暦の上では春なのです。

そう。本日、晴天マイナス6度のオスロでもね(白目)。いやいや、これは日本での話。ノルウェーにも旧暦など存在するのでしょうか。

 

ということで、昨日は日本茶と和菓子のテイスティングベントに参加させていただきました。

わたしは4種のお菓子「果実と木ノ実の道明寺羹」「ぼた餅(きなこ)」「みたらし団子」「織部(抹茶餡のあんこ玉)」をお作りし、日本からの日持ち菓子を含めた6種類と、オスロのお茶屋さんが用意してくれた日本産のお茶とペアリングを提案する、という内容。

 

わたしの行った初回のワークショップは半数が日本人でしたが、今回のイベントは主催側のお力もあり、ほとんどがノルウェー人でした。いやはや、こんな機会をいただけて本当にありがたい限りです。

 

その後、少量のお菓子販売も行いました。お客さまから「このお菓子がおいしかったか~(だから買うね)」などの感想をいただけて、それも嬉しかったです。

 

食べ物・飲み物を通じたコミュニケーション。言語をも超えることができ、時間を一緒に共有できるっていいよね。

そう考えると、やっぱりわたしは衣食住が3大生活基盤だと思うし、そこに橋渡し役として携わり、人と人を繋げたいな。そこで何かしらが生まれ、また新たな輪を生み出すことができたら最高だな、と。

 

オスロに来て、そういうことをしみじみと感じる機会が増えました。まあまあ、でもその話はまた今度。

とにかく、今回のイベントに呼んでくださったり、来てくださったりした皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

さて、題名に書いた話。要は、世界でも目が飛び出るほど物価の高い(ものが多い)ノルウェーで、節約するにはどうするべきなのか。という疑問、いつもあります。

 

もちろん、外食を控え、スーパーやお店を選んで安い食材をそろえて自炊するのは必須です。

あとは、古着やセカンドハンドショップを利用する、季節が合えば、こあきさんが以前紹介していた、ロッペマーケットで買い物をするのもアリです。ちなみにこれは個人的にもオススメ。

 

でもでも、国内では事足りないこと、そろわない商品も多いです。特にお酒、食材。

 

ならば、どうするのか。

 

 

 

応えはただひとつ。海外へ買い物しに行く。

 

 

 

とはいえ、日本とは違って陸続きでお隣スウェーデンデンマークへ行けますし、バスや船、飛行機も安いので、まとめ買いなどをする際は、この方がいいこともあるみたいです。特にお酒(強調)。

 

ノルウェーでお酒を買うのは、とにかく高い。加えて購入できる曜日や時間帯も限られていますので、なかなか手が出せないものも。

 

 

というわけで、わたしは今まで旅行した先でお酒や日用品を集めてきましたが、今回は縁あってドイツはキールへのフェリー券を譲ってもらったので、最近行ってきました。

 

 

この会社です。

 

www.colorline.com

 

 

写真こそなくて申し訳ないのですが、とにかくでかかった。短距離のフェリー船は乗ったことがありましたが、さすがに日をまたいで移動するので、客室、免税店、レストラン、カフェのほか、カジノ、バー、ダンスショー、プール、サウナなどなど。しかもなんか豪華なつくり。

 

 

でも、何度も船で食事をするのは高いので、お弁当や食材を持参して、サンドイッチなどを食べていました。その辺はね。ひもじいのでね。

とはいえ、客室は狭いながら不満な点はなく、とても快適に過ごせました。ただし、大海原に出るとめっちゃ揺れるので、あまりはしゃぐと酔いそうだったので、とにかく寝ている時間も多かったかも。

 

そして、この船旅でキールに滞在するのはたったの3時間ほど。近くにショッピングモールがあり、そこで大量に買い物ができます。

観光目的では難しいかもしれませんが、ほんとうに沢山のノルウェー人がこの船に乗っており、しかもスーツケースで来ていた。きっとあのケースの中は、ほとんど空っぽだったのでしょう。

 

 

かくいうわたしも、少し大きめのスーツケースで行きましたが、友人の戦利品なども淹れたら、帰りはもうパンパンになってしまった。すごいなあ。

 

 

 

ドイツで買ったものは、

 

・お酒(特にビール!そのほかにワイン、リキュール類も種類豊富です。がノルウェーへ持って帰れる容量は種類によって制限があります)

・乳製品(チーズ、ヨーグルト)

・パスタ類

・オーガニック製品。これはノルウェーで買うと一気に値段が張るので、オーガニック大国・農業大国なドイツで買うのがおすすめです。食品のほか、化粧品などもあるよ。

・ポテチ。案外これもノルウェーでは高いです

 

 

わたしはこれでも、あまり買わなかったほうだと思います。友人の買い込みようがすごかった。笑ってしまうほど多かった。

でも、やっぱりオーガニック系の商品は安かったです。日本で手に入るメーカーでも、こっちではもっと安かったりしますものね。

 

 

帰りのお船では、行きよりも船の揺れに慣れたのか、ダンスショーを見たり、カフェでトランプしたりできました。夜は早く寝たけど、翌朝は朝食ビュッフェにも行ったよ。野菜がおいしいなあ、こっち。

そういえば5年前?にドイツへ旅行した時も、貧乏旅行だったので外食はほとんどスープかサンドイッチだったのですが、どんなに安くても野菜は美味しくて感動したのを思い出しました。幸せだね。

 

 

 

もちろん、フェリー代、港までの交通費や食費などを考えると、そこまで気軽には行けない気もしますが、わたしは今回フェリー券を譲ってもらったこともあって、なかなか貴重な経験が出来ました。ありがとうございました。

ちなみに多くのノルウェー人は地方からパックツアーで来ていたらしい。港でバスがたくさん駐車されていて、おお~ってなった(そういうのを使うあたり、やっぱりノルウェー人はお金持っているな、と思ってしまうけど)。

 

 

以上、あまり為にはならないけど、こんな方法もあるよ的なノルウェー流・節約術の紹介でした。

 

 

 

 

 

最後に、今日のおやすみソング。

 


4. 藤色の夜明け / john* and annie from John John Festival

 

 

 

ではでは。

 

 

rie