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rie - 年末、念願のアイスランドへ行った話

どうも。rieです。

 

2017年はたくさんの方々に記事を見て頂き、ありがとうございました。

今年もちょぼちょぼ更新出来たらいいなと思っていますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、新年早々ひとつ記事を書きます。

 

年末は宣言通り、アイスランドへ行ってきました。けっこう憧れの地というか、行ってみたかった国だったので、テンション高めに出発しました。

 

初めはひとりで行くつもりだったけど、色々あって友人と2人で行くことに。でも出発のちょっと前の日に、新たに出会った日本人も同じ旅程でアイスランドへ行くと知り、空港からは3人で行きました。

 

わたしたちの今回の旅の目的はズバリ「音楽フェス」でした。

 

こちら↓

nordurognidur.is

 

そう。かの有名なアイスランドのバンド、sigur ros 主催の音楽フェスティバルがあったのです。

これを知ったのは夏の終わりだったかしら。ちょうど10月に彼らがオスロに来ることも知っていたので、ギリギリまで行くか迷っていましたが、色々あってこの公演を見逃したのと、同じくオスロで見逃した大好きなアーティストも参加することを知り、旅行を決意。

 

 

 

今回の音楽フェス自体は4日間。その前後も入れて、首都レイキャビークには6日間滞在しました。

前半はとってもお天気がよく、日中のお散歩は楽しかったです。風が強くて寒かったけど。

 

しかしあの町、本当に小さい。中には車があったほうが便利な場所もありますが、レイキャビークだけの主要観光地は徒歩で十分です。オスロとは比べ物にならない小ささ。

 

あと、この時期は冬至を過ぎたばかりで、10時半を過ぎないと明るくならない。15時にはもうほとんど暮れています。

太陽の光が見えることはほとんどなく、常に日の出、もしくは日が沈むくらいの角度。でも、それがまた心地いい雰囲気を醸し出していました。

 

 

また止まったホステルから会場への道は、海沿いを歩くことができ、毎度趣のある風景を楽しむことができました。

 

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息をのむ美しさ。これ、街の中心からの景色です。

 

 

 

さて、こちらのフェスでは見たいアーティストがたくさんいたのですが、シガーロスは完全に別枠。フェスのチケットと、彼らのコンサートのチケットは別売り。

でもね、これがまたよかったんです。そもそも彼らの故郷アイスランドで公演を行うこと自体、5年ぶり?とかだったらしい。

 

 

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(オープニングセレモニーでお話しをするシガーロスのみなさん。めちゃ近)

 

 

本当はオーケストラ編成を予想していたけれど、違った。終始、シンプルに3人だけでの演奏。

でも1曲ずつ、大規模な映像や仕掛けがあり、それぞれの曲をイメージした映像が流れていました。とってもきれいで迫力があったよ。ヨンシーの声は、いつ聴いても素晴らしい。

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実は、日本で一度だけ公演を観たことがあるのですが、フェスの終盤だったこともあり、半分くらい眠ってしまったのです。なんということでしょう。

なので、今回はしっかり観るぞ!と意気込んでいたのですが、やはり一部の意識が飛んでしまった・・だって癒されるんだもの(シガーロスのみなさま&ファンの皆さまごめんなさい)。

 

 

しかも、4日間ある公演のうち、アンコールで再度現れたのは、わたしが観た日だけ。

というのも、この日はなんと、シガーロスの名前の由来となった、ヨンシーの妹・ロスちゃんのお誕生日だったから。

 

本人も登場し「みんなでバースデーソングを歌いましょう。アイスランド語で!」という流れに。もちろんわたしは分からず歌っていませんが、ヨンシーをはじめ、みんなから愛されているロスちゃん、幸せ者ですね。

 

 

今回の音楽フェス、全日程滞在していたので、期間中かなり色々な公演を観ました。

中には、大好きなのに日本では絶対観られないであろう方々も多数いらっしゃったので、かなり貴重な機会だったなあと思う。

 

わたしのお気に入りはKristin Anna(元mum)、JFDR(Pascal pinon や Samarisのメンバーによるソロプロジェクト)、あとSin Fang , Soley & Orvar Smarason かなあ。

特にKristin Annaは初日にみて感動していたところに、3日目のアーティストが突如出演キャンセルとなり、代打として再度公演してくれたので、2度もみることができてめっちゃ嬉しかったな。

JFDRは、オスロで公演していたのを知らずに見逃し、かなりショックだったのもあってか、今回の個人的ベストアクトな気がします。とても癒された。

 

 

あとびっくりしたのは、ステイ先や会場先、観光先で、日本人にたくさん出会ったこと。しかもそのうち半数は、日本から来ていた。

わたしなんぞより、よっぽどアイスランド音楽が好きで、皆さんとっても詳しくって、なんだかこの数日間ですっかりアイスランド音楽にはまってしまった。ああ、もう一度観たいなあ。

 

 

その他にも、合間を縫って色々と観光しました。

 

市内ではコーヒーショップ、パブ、カフェ、タイ料理屋、雑貨屋、あとレコードショップにもいくつか。

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Reykjavík Roasters にて。2店舗ありました。この写真は広いほうの。

 

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これは友人に教えてもらった、オープンしたばかりのヨンシーファミリー?によるギャラリー。雰囲気がとっても好きでした。Fischer というところ。

 

 

あと、写真こそないけれど、レイキャビーク市内のレコードショップはどこも面白いです。値段は日本とあまり変わらないけど、CD、LPともに種類豊富。

わたしは実家にレコードプレーヤーがあったような気がして(なかったらどうしよう)、前からずっとほしかったPascal pinon の1stアルバムのLPを購入しました。今いるアパートにもあるから、折を見て聴いてみよう。わくわく。

 

 

 

あと、半日使って、友人の運転のおかげで車での観光もできました。

 

とはいえ、フェスの日程もあったので、あまり遠くへは行けず、近場で楽しめるところをチョイス。本当はブルーラグーンに行きたかったけど、予約がパンパンで、次に視野に入れていたシークレットラグーンというところへ。

そんなに大きくなくて、よかった。久しぶりにお湯につかれて幸せでした。空気は冷たくて、でもお湯はあったかいので、一生いられる気がする。

 

 

 

市内はあまり雪がなかったけれど、一歩市外へ行くと雪だらけ。

 

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途中で車を降りて、シャリシャリの草原を眺める。凍った黒いベリーを見つけて食べたらおいしかった。

 

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一番最後の写真は、ゲイシールという、間欠泉。大きな間欠泉は不定期ながらブオーン!て湯が噴出していました。

あとは大きな滝にも行きました(名前なんだっけ)。かなり壮大で感動しましたが、とにかく風が強すぎて写真を撮れなかった。

 

 

アイスランドは町と町の間隔がかなり遠くて、車がないと絶対に住めないと思ったけれど(しかも一度、道路でタイヤが滑って心底ヒヤッとした)、これだけ穏やかな国もいいなあ。

 

免許を取って、もう一度行ける機会があれば、ぜひ行きたい。実はオーロラを見られなかったので(市内でめっっっちゃ薄いオーロラは見えたものの、確信が持てないくらいの薄さだった)、次回はもっと長期で滞在したいし、夏のアイスランドも経験してみたい。

冬ならオーロラもみたいし、氷の洞窟にも行ってみたいなあ。アイスランドでまだまだやりたいこと、盛りだくさんです。

 

 

 

以上、簡単なアイスランド旅行記でした。来月はオランダ(アムステルダム)と、たぶんベルギー(ブッリュセル)にも行くので、オススメあれば教えてください。

あと、ちょっと先ですが、ブルガリアルーマニアバルト三国ポーランドにも行きます。特に住まいの情報について詳しい方がいれば、ぜひ教えて下さい(特にリトアニアの中期滞在情報、求む!)。

 

 

最後に、今日のおやすみソング。

soundcloud.com

 

 

 

ではでは。

 

 

rie