\... ノルウェイ北欧暮らしメモ .../

北欧暮らし。色んな人の色んな目線で。

rie - せっかく北欧に来たのなら、旅に出かけるのもいいよねって話

こんばんは。早くも2回目です、rieです。

 

 

先日は仕事の後、ひとり夜行バスへ乗り込み、スウェーデンストックホルムへ行きました。翌日の朝着いて、ひととおり観光して、その日の夜にまた夜行バスで帰るという、スーパー強行スケジュール。

それにしても、すごいのね、たった7時間で隣のお国の首都まで行けちゃうなんて。

 

ちなみにバス会社は複数ありましたが、わたしはFlix bus というドイツの格安バス会社に。

www.flixbus.com

 

確か片道で10ユーロくらいでした。めっちゃ安。

更にこの会社ですごいと思ったのは、はじめに予約した日程を変更することもできちゃうのです(※一度キャンセルというカタチになりますが、処理が済むとバウチャーがメールで送られてきて、再予約の際にバウチャーのコードを入力すると、同じ便なら+1ユーロ支払うだけで再予約できちゃう。他の便に還ることもできますが、値段はその分上乗せされます。確かバウチャー自体の有効期限も長い)。

わたしは2連休だったので予約したバスを、急なお休み変更により行きのバスの日程を変更しました。って、勝手にお休み変えられちゃうの、普通に考えてダメだよね(過去に一度オーナーとこの件でバトりましたが、今回は気力がなくてスルーしてしまった、よくない・・)。

 

写真は残念ながらほぼないのです、なぜなら普段フィルムカメラで撮っているから。

日本に帰ったら現像します。わあ、楽しみだなあ。

 

わたしの語彙力でどこまで伝わるかは分かりませんが簡単に感想を述べますと、

ストックホルムっていくつもの島で構成されていて、島ごとに雰囲気が全然違う。現代的だったり、とっても中世の世界感が残っていたり、若者でにぎわっていたり。

もちろん海を渡って(という感覚は実際あまりないのだけど)移動するので、景色がキレイなんだなあ。オスロだって港町ですが、ストックホルムのそれは、優雅な雰囲気さえ漂うのです。

 

でもストックホルム中央駅の周辺はビルが多く、朝の時間は地下鉄のホームに人がたくさん。こればかりは友人の言っていた東京感、なんとなく分かりました。

でもやっぱり、全体的にゆったりとした雰囲気は、北欧の街って感じでした。うーん、いいね。

 

そしてそんなわたしはストックホルムで日用品、食品、服、あとお酒をもりもり買って帰ったのでした(オスロに比べて、ストックホルムの物価の安さときたら!)。

 

 

 

なんて、全然ノルウェーと関係のない話をしていますが、ここにいてやるべきことのひとつは俄然「旅をすること」だと思うのです。

 

 

せっかくワーホリに来ているのだから、ノルウェーをもっと楽しめばいいじゃないか!という声も聞こえてきそうです。たしかにその通りだと思います。

 

しかし自他ともに認めるスナフキン性分のわたしには、旅は欠かせないビタミン剤。

まだ半年たったばかりですが、やはり同じ土地にいるだけではなんだかもったいないですし、せっかく色んなところへお得に行けるのなら、今のうちに来たいところへ行っておこう!と思って実行中です。

だってやっぱり、日本から行くのに比べると、交通費が全然ちがう。

格安航空券なら1万円以内で手に入る便も沢山ありますし、大荷物じゃなければ移動も楽。

飛行機なら時間をかけずに気軽に他国へ行けて、バスならもっとお安く行けちゃう。

 

それに、オスロはめちゃくちゃ物価が高いぶん、ほかの国へ行くと、わりとどこでも「安い!買い物が楽しい!」となり、いろいろなお店へ行くのも楽しくなります。これは正直、学生のころには全くなかった感覚。

ましてや日本から飛べば、それだけで十万円はかかってしまいますから、なかなか踏み切ったお出かけや買い物が出来ませんでした。まあ、今もそんなにしないんですけどね。食品と日用品くらい。

 

こちらに滞在中、今まで行った国は、フィンランドエストニアリトアニア、そして今回のスウェーデンです。見返したら北ばっかり。

 

どこも良かったなあ。でもやっぱりわたしはリトアニアが最高にすき(あれ、ここノルウェー情報のブログ・・)

 

 

でも言わせてください。ぜひとも行ってほしい国なのです。

なぜなら、

・とにかく物価が安い。けど通貨がユーロなので周辺国と合わせて回れる。

・首都Vilinus のOld town は世界遺産にも指定されている、歴史のある街並み。

バルト三国の首都にあるOld townは全て世界遺産に指定されており、それぞれの特徴があるのですが、とりわけVilinus のOld townは観光感が最も少なく、細い路地がおおかったり、教会が点在していたり、さらには廃墟のような雰囲気さえ感じられる(一応言っておきますが決して悪口ではありません)。ほかの都市はほとんど未体験ですが、バスでどこでも日帰り出来ちゃいます。

・今こそキリスト教徒の多い国ですが、かつては自然崇拝が盛んだったため、いまでも生活や行事ごとにその名残がある、ように思う。

・料理が素朴でおいしい。とりわけジャガイモが好きな人にはたまらない(わたしです)。お酒は蜂蜜酒が最高。

リトアニアリネンをはじめ、手工芸が盛ん。街中にそういったハンドクラフトを扱うお店も多いです。

あとバレエなど劇場鑑賞のクオリティも高いらしい(でもスミマセン、わたしはまだ観たことがありません)。

 

などなど。もう挙げるとキリがないくらい。次に別の国へ住むならリトアニアに住みたいと思っているほどです。

 

ちなみに学生の頃にも旅行をしていましたので、首都Vilinus を訪れるのは2度目。

でも今度はちょっと足を延ばして古都Kernave で念願の夏至祭を見たり、そこで出会ったリトアニアンガイに翌日ヴィリニュス観光してもらったり(これがまたディープで良かった)、とにかく楽しい経験ができました。旅を通じて色んな出会いがあるのもまたいいよね。

 

ちなみにこの旅行の際は、途中でカメラを壊したので、主に携帯で写真を撮っていました。今回は夏至祭の様子を。

 

 

f:id:koakI:20170912051920j:plain

↑民族衣装は色々あるみたいなのですが、わたしはこのゼルダっぽいのがツボでした(ちなみに20時ごろ)。 

 

f:id:koakI:20170912051915j:plain

↑日が沈むころ、みんなで丘の高い場所への登り、歌を捧げていました。癒(21時すぎ)。

 

みんな花輪をしていてかわいかったなあ。しかも自分たちで作っていてびっくり。自然と共に生きる姿勢を垣間見ました。すばらしい。

 

 

 

そして、ほかにも行きたいところはまだまだたくさん。いまはアイスランド旅行を目論見中です。あとリトアニア(またかよ)。

 これからどんどん寒くなってきますが、それはそれですてきな景色が見られそうですし、いろいろな夢と妄想を抱きつつ、日々のオスロ生活にも目を向けながら過ごしたいと思います。

 

以上、今回はまったくノルウェーのお話ではなくなってしまいました。スミマセン。

 

 

 

 

最後に、今日のおやすみソング。完全にリトアニアの民謡ですが、この言葉のリズムやら、トーンがとても落ち着くのです。


Lithuanian Folk Song - Kalėdų rytu rožė inžydo

 

 

 

ではでは。