ノルウェイの森のFrønsvollenに行ってきたけど・・・?
Hei ;)
今日はタイトルの通り、
ノルウェイの森にあるFrønsvollenに
行って来ちゃいました〜😆!
まあオスロの森なんだけどね。
オスロ中心地から電車で40分。
ここではFutureLibraryという
プロジェクトが進行しており、
何かと言うと本をつくる為に木を植えて
100年後に出版する!!
というものです🌱...
毎年一人ずつ著者が選ばれて執筆するけど
出版されるのは木が成長して紙になる100年後!
・・・誰も生きてないだろうなあ
詳しくはこちら👇👇
2014年5月に主催者がこの森に
1000本のトウヒの木(松の一種)を植えたらしく
それを散歩がてら見にいこうと思い立った!
ウェブサイトに親切にマップもあったから
それをスクショして〜〜〜・・・
・・・・
確かにこの地図で大丈夫かな・・・とは思ったよ。
でも徒歩30分だっていうし、、、、
まあ大丈夫だろうという根拠のない自信
だけどそもそも
"follow the path lined with streetlights for skiing"
ってあるけど・・・
スキー用の目印がある道って言われても・・・
スキー用の目印ってなに?状態。
行けばわかるだろう、ということで
スタート地点のFrongnerseteren駅を出発。
目指すはFrønsvollenの看板、
その近くにFutureLibraryForestはある!
ちなみにこの時既に18時😂
人が全然いないw
わかりやすい道。素晴らしい。
これなら楽だな〜と景色を楽しみながら
どんどん歩き進めていく
突然の急勾配。ジェットコースターみたい。
ここで電柱の赤い印に気づく・・・。
これがスキー用の道の目印だ!!!
もうこれは楽勝ですねーと余裕モード^ω^
しかし現実は上手くいかなかった!!!
オスロの森はいろーんな所に道が通じていて、
めっちゃ分岐点多いし小道も多い!!!
もうね、こんな地図じゃね、無理だよ!
ぜんっぜんわかんないよ!
それでも合ってるだろうって最初は思ったけど
向かい側から来た男性二人組に地図を見せて
・ω・<ここに行きたいんだけど、道合ってる?
👬 <あーちょっと違うね〜。
・ω・(そ、そんなバカな!ほぼ一本道だったはず!)
自分の携帯でマップ見ながら考えてくれる二人・・・
ありがたや〜ありがたや〜🙏
👬 <tryvannって湖に行く途中にあるから、
tryvannを目指して歩いたらいいよ!
分岐点あったら左に曲がってね!
ありがたき助言と、応援を胸に再び歩き出す私。
あまりの人気の無さと森具合に熊にビビり出す私。
いつも山登りの時歌うのはトトロのさんぽ。
熊・・・いないか。
ちなみにハイキング用の道には青い印。
熊どころかトトロ出て来そう🌱
程なくしてたどり着いた分岐点!
看板にはtryvannの文字が
彼らの言った通り左に向いてる!
ちなみにそんなにばかでもないので
一応Frønsvollenがないか探してみるも・・・
ない!!!
いやー人に聞いておいてよかったわ〜と
自分を褒めながら左へ進む。
これが本当にいろんな意味での分岐点だった。
ゴロゴロ転がる岩場を
アナ雪に出て来そうだなーと思いながら歩く。
それにしても写真のクオリティが低い。
結構歩いたしそろそろかなと思ったらまた分岐点。
そしたら・・・
Tryvannへの道はまっすぐ。
Frønsvollenへの道は斜め右。
・・・おや?
道が分かれたぞ・・・?
でもここはやっぱりFrønsvollen?
と悩んでいたら、運よく向かい側からカップルが!
仲良く散歩中に声をかけるのは気が引けたけど
ここで遭難するわけにはいかない!
・ω・<すみません。ここに行きたいんですが・・・
👫 <行ったことないからわからないなあ・・・
と言いつつ、彼氏がgooglemapで調べてくれる。
現在地が星マークで、目的地は右上・・・。
3人して目が点・・・👀
あれ・・・?道、ない・・・ね?
彼氏がわざわざ航空写真まで出してくれる。
森・・・だね・・・・。
でもこれ以上彼らの時間を奪う訳にいかず
とりあえず歩いてってダメなら戻ってくる👍
と伝えて、バイバイしてまた歩き出す。
そしたら数秒後
👫 <ねえ、ちょっと!道あったよ!
何ーーーー!と思ってすぐさま引き返すと・・・
これは本当に写メ撮り忘れたのが
とっても悔やまれるんだけど・・・
大きな岩に黄緑色のペンキで
「←Frønsvollen」の文字・・・。
その矢印の先には・・・・
獣道。
入り口草で隠れてますけど・・・・
絶対誰も行かないよこんなところ・・・
いやしかし確かに地図で見た感じは
突っ切らなきゃたどり着けないしな!
仕方ない、行ってやる!
ってことで、獣道に踏み込みましたよ。
もうね蚊の多いこと。
でも入り口付近は獣道だったけど
途中から一応道らしい道にはなっていたよ。
色々あるけど一つ言いたいのはアレだね・・・
目印、黄緑だけはやめてほしかった!
他にもオレンジとか黄色とかあるでしょーよ!
緑って保護色じゃん!
葉っぱと同化して分かりづらいのなんの!!
マジで迷うかと思ったわ😂
ただでさえ一人で心細い上に
19時だしさー!熊とか蛇怖いしさー!
くそーっと思いながら山登りしてると・・・
突然出て来た電流通ってますみたいなあれ。
・・・・?
これは・・・渡っていいの・・・?
しばらく迷ったけど、ここが植林した場所で
これは鹿避けなんじゃ!?という結論に。
ビビりながら渡ってみる。
その先は木々はなく、ひらけた野原で・・・
さすがに1000本植わってるようには見えず。
一体ここはどこなんだ・・・と思ってたら
建物が見えて来てさらに人の声も聞こえた!
人のいる方に行きたいのに意味深なロープが
私の道を塞いでいる・・・。
あれ、これ電流のやつ?と思ったけど
しょぼく見えたから潜ってそれを越える。
するとすかさず話しかけて来たおばさん。
やっぱりロープ触っちゃいけないやつだったw
Don't touchって書いてあったw
でも触っちゃったけど痛くなかった
生きてて良かった😇💦
で、そのノルウェー人3人組にFutureLibraryに
行きたいんですけどーって聞くも
マイナーすぎて全然知らなかった(^◇^;)
そーだよね。
ただここがFrønsvollenだよ!と教えてくれた
よし!近くまで来たぞ!と思うと同時に
もう現在地まるでわからないし!
暗くなっちゃうし!疲れたし!帰る!
ってなった。
これがFrønsvollenからの景色です。
曇り・・・。
ちなみに獣道は赤いルートな感じで
森を突っ切ってました。
結局あの電流で囲まれたエリアはなんだったんだ?
帰りはもちろん獣道は通らず、
カフェを横切って南下しました。
そうして歩くこと、約10分・・・
見覚えのある場所に・・・。
そう。この分岐点!!!
なんとこの道を右に行っていたら
何の苦労もなくFrønsvollenに着けたの!!
看板にはFrønsvollenて言葉はなかったのに!
こうして今日も見事にオチがつきました😂
まあ楽しかったからいいけど!
ネタにもなるし笑
Frongnerseteren駅近くのレストランから見える
オスロの景色。
今度ここにミートボール食べに来たいな
今日はトイレだけ借りたw
オスロ、トイレ少なすぎる
ところで
正直、エコを考えるなら
本は紙よりタブレットの方が良いと思う。
個人的には断然、紙派だけど、、、( ̄∇ ̄)
100年後の本のためっていう前提で
木を植えるのは環境保護活動に
なるような、ならないような?
タブレットで出せばいいんじゃ?
って最初は思った。
でもやっぱり木を植えるのは良いこと!
なぜならその木にはもう買い手と用途があって、
100年の間はそこに立派な森が出来るから✨
以前、植林した時に聞いた話や
本で学んだ内容をちょっと語ろうと思う🙌
林業は100年サイクルの気の長い仕事🌱
先代が植えてくれた木を手入れして
伐採してまた新しい木を植える。
それを次の世代が引き継ぐ。
日本は70年前に木を沢山植えたけど
現状、山や森の木は植えっぱなしで
手入れが行き届いてないから下草が生えてない。
そうすると木の根だけじゃ土を抱えられずに
雨でどんどん地表が流れて行っちゃう。
それが土砂崩れや洪水の原因になってしまう。
あんなに日本には山や森があるんだから
木は伐採しない方がいいと思ってたけど
手入れされた質の良い山や森は少ないから
再生しなきゃならない。
でも伐採して山や森を再生したくても
買い手がつかなければ伐採された木が
無駄になるだけだからね。
利益がないと伐採する人たちの
生活もままならなくなっちゃうし。
手入れの行き届いてない木は
ただでさえ買い手がつきづらい上に
海外の輸入木材に価格で負けちゃうから
伐採しようにもなかなか難しい。
だから今、サイクルが
止まっちゃってるんだよね😓
それに針葉樹を沢山植えたから
野生動物の餌も極端に減ってしまって
今では棲み分けも困難で
いろんなトラブルが出てるしね(・・;)
だけどこのプロジェクトはそのサイクルを
皆に思い出させてくれるかもしれない😉
何万年先だと想像できないけど
まずは身近な100年後の未来のために✨
未来に届けるタイムカプセル。
100年後の人はどんな気持ちで見るかな?
いいなー私も読みたかったなー
村上春樹さん選ばれたら嬉しいな〜^ω^